意味のない生き方。
意味を求めすぎるあまりに、
生きることが苦しい。
そう感じる人は、今の時代の若者といわれる世代には多いような気がする。
仕事のやりがい。
家族の在り方。
ただ、ひとつの命を全うするだけなのに、
どうしてか、人は意味を求めてしまう。
進化し過ぎた「考える」を司る能の領域。
ふと、隣でスヤスヤと寝ている我が家の猫を見ると、
人間は不幸にも進化しすぎたのかもしれないと思ったりする。
これまで、それなりにぶつかる壁を乗り越え、
自分で考え選び出してきた道を進んできたが、
いつの間にか、息苦しい世界に自ら飛び込んできてしまったのではないかと、そう思うようになってきた。
このままでは何事に対しても無関心の境地に、陥ってしまいそう。
うつ病の手前なのかもしれない。
娯楽の少ない場所=気を紛らわすことがしにくい場所で暮らすことが、だんだんと辛くなってきた。
ただ、平凡に暮らすことを味わえる精神は、おどろくほどに贅沢であると、
羨ましく思う今日この頃である。
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