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天上のダンス・地上のダンス (6) オープンクラス

夏休み夏期講座。大人バレエも「1回完結の単発レッスン」が増えます。わたしも、たまに参加します。

バレエのオープンクラス

年齢・キャリア・所属など関係なく誰でも参加できる単発レッスン、それが「オープンクラス」。

大きなダンススタジオや、カルチャースクールなどで通常レッスンとは別のレッスンです。

スポーツでいうと、本拠地・ホームに対して、遠征の「アウェイ」のような感じです。ヘタなじぶんと戦うアウェイ。


どんな人がオープンクラスを受けに来るかというと、わたしのようにバレエスクールに籍だけはあるが、毎週レッスンに来ない「なんちゃってバレエ練習生」。
スクールに所属せず、あちこちオープンクラスを渡り歩いている人。
1回ポッキリお試し感覚です。

また、他のジャンルのダンスをしていて、勉強のためバレエのレッスンを受ける人などがいます。
オープンなので基本、誰でもいいのです。


大人・中高年になるということ

いい大人になると、みんな自分のレッスンより、家族の都合を優先します。優先せざるをえない。


ある人は家族の介護、ある人は家族の転勤で引っ越しを。またある人は、持病の悪化など…


家族のお世話や、じぶんの加齢…身体も疲れている。動かなくなってきている。
若い時のように無理はできない。先生に義理立てて、痛い脚腰を引きずって、バレエを続けることもできません。


バレエもいつまでできるかわからない。わたしは、いままでのレッスンで、やれるだけのことは、やってきた。 
悔いはない。舞台も引退。
あとは、じぶんの美容と健康のためバレエを……
そんな「バレエ悔いなし定年組」のわたしです。


いつも言っていますが、バレエをやりたいが諸事情で第一歩を踏み出せない人、悩んでいるうちにトシをとるので、とにかく、バレエを始めてみましょう。
自分に合わないと思えば、そこで止めたらいいのです。
バレエ以外のことでも同じです。

できないストレスも半端ない


またバレエに限らず「やりたいができない」ことは、ものすごいストレス。
眉間のシワだけが育っていきます、深く、深く。こまった、困った。
こころもカラダもオープンに。

そんな人のためにも、単発レッスンのオープンクラス。開かれたクラスへ。
やるストレスと、やれないストレス。どっちを選ぶかは。


アタマもカラダもカタクなる


先日、喫茶店で。
となりのテーブルに座った若者グループの会話、


「…40すぎたら、頭カタクなるからなぁ…」

それは、上司のことかな? 聞こえてしまった。
 頭、固くなる。ほんとうに、そんな感じがします。
固くなる。硬くなる。堅くなる。難くなる。カタクなる…どの漢字だろう?
やっぱり、すぐ出てこない。
身体の関節より、まずアタマを柔軟にしなくては。反応も遅いし。
人前に出てレッスンする効用は、たくさん。


まとめ

誰でも参加できる、バレエのオープンクラス。こころもアタマもオープンに。開放します。

カラダの柔軟より、学ぶココロを柔軟に。

毎週木曜日は
バレエ・ダンスのエッセイの日


いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。


最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

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