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大阪市立美術館・リニューアル中

最近の一枚。
ここは、大阪市・天王寺公園にある
大阪市立美術館です。
静かなる建物。
それもそのはず、ただいま改修工事中なのです。


1936年(昭和11年)開館

もと豪商・住友家の邸宅です。広大な庭園「慶沢園けいたくえん」とともに大阪市へ寄贈されました。

大阪市立美術館
休館中
大阪市天王寺区茶臼山町ちゃうすやまちょう1-81
2025年(春)リニューアル予定

画面に入らないほど大きく広いです。
イチョウ(銀杏)が緑から黄色く色づいて、風に舞い散る季節になりました。


イチョウは大阪府の樹木。メインストリートの御堂筋にも植えられているのです。

東側の庭園「慶沢園けいたくえん」より
2022年5月



黄色い服をまとう宝石箱

2022年11月

宮殿のような品格。クラシカルな容貌です。

正面の縦長の窓と鉄格子も、ベージュ、統一感があります。
クセがなく、いつ見ても見飽きません。

緑の季節
夏イチョウの影絵
南側の鉄格子は黒


そして、どんな展示でも包み込む。堂々とした額縁たるスケールの広さよ。
建物全体で、館内の美しい美術品・絵画を引き立てるのです。


大阪市立美術館の前に立つだけで、ドキドキしてきます。扉の向こうのキラキラ輝く出会いを想像するだけで。

額縁というより、もう宝石箱です。
巨大な美の宇宙と、巨大な宝石箱。

思わずレベランス(おじぎ)
わたしは赤ニット帽
オットと、はぐれても
見つけてもらえるように目印を
ためいきの音楽



エントランスの豪華さ

外観とのギャップ


ただいま休館中。なんと高い天井。
豪華なシャンデリアや、異国情緒ただようエントランスホール。

  休館前の画像をどうぞ


アラビアン・ナイトのような柱に映る影絵。
ステンドグラスが夢の世界へ、いざないます。
気分はセレブ。世界をめぐりましょう。

大理石にも映る
シャンデリアとステンドグラス


残念ながらシャンデリアは、リニューアル後に撤収されるそうです。


このシャンデリアは、どうなるのでしょう? なんとも、もったいない。
大阪市立美術館は、2025年春・リニューアルオープン。
もうすぐ100歳。シャンデリアは大阪市立美術館を退職。
どこかで第二の人生、いや照明ライフを。

大阪市立美術館の正面から
通天閣



慶沢園けいたくえんより
ゆっくり休んでください



2025年といえば、
2025大阪・関西万博ですね。
パビリオンのどこかで会えるかも。


また、お会いしましょうね。


毎週水曜日は
「建物エッセイ」の日


いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。

最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

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