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いつになったらおとなになれますか?(2020年1月〜2月)

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詩文とかショートストーリーとか日記とかエッセイとか、ただシンプルに心を震わせて書くだけ。大勢には伝わらなくても必要なひとのところに届くことをささやかに願って。今のところ、愛や性や…
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#ポエム

いつになったらおとなになれますか?【エピローグ】

これまでどれだけ正直に表現することができてただろう? 絵を描けば、創作をすれば、正直にな…

詩文『傷付いた愛』

詩文『僕を甘やかして下さい』

詩文『放つ、愛』

詩文『かおなし』

詩文『どうしてこんな風になっちゃったんだろう』

詩文『帰り際、偽りを駅のゴミ箱に捨てる』

詩文『ちいさな宇宙』

詩文『雨、と生きている人』

詩文『ただしさ』

詩文『さわってよりさわりたいといわれたい』

きっとこの人がいなくても幸せでいられるんだろうけど(ショートストーリー)

『心が満たされてると他に欲しいものがなくなるって、この前読んだ本に書いてあってさ。』 …

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詩文「他人のふりして愛を探しましょう」

詩文「ほとほと不健康な恋」

午後5時、冬の、薄暗い雲で覆われていてどんよりしている。ここのとこ、空みてなかったなぁ。ほんの少しだけ晴れ間が見えるけれど、それさえも鈍い青だ。空を見上げることにもくたびれて、こんどは地面を見ながら歩く。アスファルトの道だけど、ちゃんと野の草花たちはそこにいる。普段見えていないだけで、ちゃんといる。それらに目をやりながら進んでいくと冬のあいだは使われていない畑があらわれる。土だ。小さな雑草たちがたくさん生えている。その勢いたるものが凄まじく、今日はとても見ていられないので、ぼ