春休み13日目:お皿を全部捨てる

ふと、ごちゃっと物が積まれたキッチンが目に入った。
今日の片づけはキッチン回りにしよう、と思った。

料理はどうも好きじゃない。
一応、レシピさえあって頑張ればある程度のものは作れるが、食材をきれいに切ったり焼いたり煮たり、どうも苦手だし、それでいておいしく作れなかったら最悪だ。
仮に、とても上手に作れても、後の片付けが自分にとってはめちゃめちゃ面倒な作業だ。料理を作って食べ終わった後、どっと疲れが出てくる。

そんなこんなで、最近はテイクアウトか外食がほとんどになってしまった。
気付けば、ちゃんとした食器類もほとんど使わなくなっていた。
マグカップすら使わなくなってきて、最近は100均で買った、耐熱のスープマグで何でも済ませている。容量大きいし、レンジ対応だし、割る心配ないし。

(世間が好む「家庭的な女性」からは程遠い。。。)

それで、この際、食器類をかなり処分してしまった。
それでもまだ使いそうな最低限のものと、最低限のキッチングッズだけ残して。

ちょっとだけスッキリした。
ちゃんとした食器や本格的な調理器具がなければ「たまにはちゃんと料理しなきゃいけないかな?」みたいな呪縛から解かれるし、地震が起きて陶器やガラスが降ってくる心配もない。

こんなのでいいのかしら自分。。。
やっぱり、料理が得意でささっと何でも作れる人が羨ましい。

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