春休み29日目:慣れたのではなく、麻痺したのである。

たぶんね。

4月の頭ぐらいは「なんか暗いニュースばっかでやだな~」「なんか同じ話題ばっかでやだな~」と思ってTVをつけては消し、またつけては消し、していた。不自然な間隔をとって立つ出演者や、リモート出演のちょっと荒い画像にも違和感を覚えた。

最近は、なんとなくTVをつけっぱなしにしていることが増えた。
別に、面白くて見ているわけでも、興味があるから見ているわけでもない。

慣れてきた。この状況に。
そして、連日のあまり嬉しくないニュース続きに、もはや感覚が麻痺してきているのだと思う。

今が緊急事態や異常事態ではなくて、世の中って、こんなもんだったよな、もともとこんな暗さだったよな、という感覚。
暗闇の中でだんだんと目が慣れていくように、暗いニュースと外出自粛で刺激のなさすぎる日常に慣れてきてしまっている。
たぶん悪い意味で。

どうしようもないのは分かっているけれど、どこかに光が差す出口があることを忘れてはいけない。

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