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ヨーガ療法に出会ったきっかけ

指導を始める前のこと。ヨーガ療法を習い始めたきっかけとそのとき感じたことを振り返ります。


ヨーガ療法を習う、しばらく前から、私は体調を崩していました。

家族がうつ病を患って、そのサポートと幼い子供の子育てが重なっていました。私自身のことを後回しにして、タスクをこなす毎日でした。気づいたら自分自身が心身のバランスを崩していて、適応障害と診断されました。服薬、カウンセリングと病院通いが続くなか、健康回復につながる何かをやりたいと思うようになっていました。

「治療を受けるばっかりじゃなくて、自分から何かしたい。運動が良いかもしれない」

そんなとき、ある人がヨガ教室を紹介してくれました。ヨガなら出来るかもと思いました。

「飛んだり跳ねたりの汗かく運動は無理。ヨガはやったことないけど、ゆるやかなストレッチ体操みたいだし、私でも出来そう」

直ぐには行動できなくて、実際に参加したのは紹介してもらってから数ヶ月後のことでした。参加したいと、そのヨガ教室の先生に初めて電話をかけた時、私はとても緊張していましたが、優しく応対してくださったのを覚えています。

そうして初体験したヨガでした。それが「ヨーガ療法」だと頭に入ってきたのは、しばらく後だったと思います。初体験のとき、なんとなく感じていたのは

「なんかいい……ともかく続けてみよう。」


その後、いろいろなご縁をいただいて、(社)日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士の資格を取得し、ヨガ講師として活動するに至っています。

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