「細部に神は宿る。???」
12月19日を担当することになりました。木田和希です。
さて、何書きましょうか。
辻村(12月13日担当)とか勇人(12月14日担当)とかみたいにかっこよく書きたいんですけど、キャラ的にも実績的にも厳しそうなんでちょっと別の視点から。
皆さん、「細部に神は宿る」という言葉、知っていますか?
有名な哲学の言葉なのですが、めっちゃ難しいこと言ってますよね。
細部に神が宿っても、自分以外のみんなは気づかなくないですか?部員の誰よりも5mダッシュが速いとか、キックしたボールがみんなより1mとぶとか気づいてもらえますか?
50mを5秒台で走る奴の方が目立つし、えげつないロングシュート決めまくる奴の方がかっこいいし、試合に出てる。
自分の話をするなら、めちゃめちゃ時間をかけて細かいところまで作ったYoutubeの動画(是非見てね)を、他大学のバズってる動画で叩き潰される、とか。
細かい部分こだわった「過程」に対してごく小さくしか「結果」が現れないことの方が多いと思います。
細部にこだわることに意味はあるのか?
僕は“ある”と思います。
僕は3年生の時から4年生の終わりまでの2年間、部の広報として動画作成を行なってきました。動画内の文字ひとつの変化のために1時間かけたとしても、再生回数にさほど大きな変化はないし、登録者が増えるわけでもないと思います。ただ、気づいてくれる人は、必ずいて、「動画のあの部分かっこよかった。」なんて最高の一言をくれます。
ひょっとして、そうやって気づいてくれる人が神なのかも?って思ったりもします。
ただ、細部にこだわることの意味は別にあると思います。
それはいつかの自分の「自信」になることだと思います。
人知れずこだわってきたその細かい部分が必ず、来たるべき時の自信となります。
誰よりも5mを速く走れる自信があるから届くクロスボールがあるし、点が取れる。誰よりも1m遠くにボールが蹴れる自信があるからフィードが蹴れて、相手の頭をこえてアシストになる。
細部にこだわることはサッカーだけではなく、日常生活にも言えます。大学のショップの方にちゃんとお願いします。ありがとうございました。を言っていたら、サッカー部を応援してくれるようになったり、バイト先に来てくれる常連さんに最高の笑顔で(自分の中のね)接客をしていたら試合に応援に来てくれるようになったりします。
細部に神は宿るかどうかはわかりませんが、気づいてくれる人がいて、きっと応援してくれます。それが「自信」となります。
練習でも日常生活でもこれでもかっていうくらい細部にこだわって、「自信」という、ある意味「神様」宿らせてみてください。
よくわからない文章になってしまいましたが、読み手の皆さんが何かを感じたら嬉しいです。
最後に、自分を育ててくださった、池谷前監督、林元院生コーチ、松尾監督、大竹コーチ、藤田トレーナー、高宮コーチ、水谷先生、森岡さん、先輩方、可愛い後輩達、最高の同期、日頃から静岡大学サッカー部を応援してくださる皆様に感謝いたします。そして、ここまで自分を育ててくれた両親、家族にも感謝します。ありがとうございました。
これからも静岡大学サッカー部への熱い応援をよろしくお願いいたします。
2021年度卒業生 木田和希
https://note.com/shizudai_fc/n/nb58b3ed33eb5