「自信を持って戦う。」
12月21日の卒部blogを担当させていただきます。高味俊輔です。今回これを書くにあたって4年間を振り返りました。そして、私が伝えたいなと思ったことは、
「自信を持って戦う」
ということです。
少し自分の話をすると、一年の頃の私は4つにチームを分けた時、一番下のチームでずっとプレーをしていました。二年の頃は県内リーグに関わらせてもらえるようになり、Aチームに加わることもありました。しかし、Aチームに上がった時は何もできず、次の週にはBチームに戻されることがほとんどでした。
このようなカテゴリーが上がる時と下がる時には、自信をもってプレーしていたかということが関わっていたように思います。特にAチームから下がる時は、自分のプレーが通用しないのではないかという不安などから消極的な気持ちになってしまい、この自信を無くしたメンタル状況では、プレーもうまくいきませんでした。逆に、自分の中でうまくいっているときは自信をもってプレーをしていたと思います。
簡単に言えば、ボールが来た時にトラップミスするかもと考えた時点で、そのトラップはミスして、逆に、自分は絶対ミスしないという自信を持っている方がミスしないのです。
サッカーにおいてこのメンタル状況は大変影響を及ぼすと考えていて、選手として自分に自信を持っていることは不可欠なものだとも思います。
では、どうすれば自信を持つことができるのかですが、それは、成功体験と練習量だと思います。試合の中で成功したという体験ができればそれはすぐ、自分の自信につながるし、練習量は積めば積むほど自信になるものです。練習する意味として、大学年代においてはもう技術向上よりも自信をつけることの方が大きいとすら思います。
私は、自信を持つことができない消極的な期間もあり、なかなかチームの勝利に関わることができませんでしたが、後輩たちには一人一人が自分たちならどんな相手でも通用すると、自信を持って戦ってほしいなと思います。
今回柄にもなく気持ちの部分について書かせていただきました。何か表現することが不得意なので伝わりにくかったかもしれませんが何か感じ取っていただけるとありがたいです。
最後に、松尾さんをはじめとするチームスタッフの皆様、陰で静大サッカー部を支えてくださった多くの皆様、そして、一緒にサッカーをしてくれた同期や後輩のみんな、4年間サッカーを続けられたのは皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
2021年度卒業生 高味俊輔