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アクスタび

沖縄に行くときは必ず安室ちゃんのアクスタを選んで持っていくというのが、いつのまにか私の出発前の習慣になった。それは私にとっては旅の「御守り」のようなもの。普段は完全ソロトラベラー派なのだが、沖縄に行くときだけは、いつも胸ポケットに安室ちゃんがいてくれる(えぇ、実際は一人ですが。えぇ)。アクスタとの旅ということで、安易だけど「アクスタび」という造語が今ここで出来上がった次第。

キッカケ

それこそ引退年の2018年には、たくさんのグッズ(!!)を残してくださり、ツアー後のFinal Spaceという展示会でもまた新たに発売されたのが、25周年沖縄ライブとFinal Tourのステージの安室ちゃんを象ったガチャガチャ。(その時の凄さはさておき)私もいくつかのアクスタを手にすることが出来た。

そんな相棒のようなミニチュアの安室ちゃんに、“一緒についてきてくれませんか”と祈る気持ちで胸ポケットに入れて向かった先が、12・13年ぶりにやってきた引退直前の沖縄だった。ほとんど全てが初めての場所で、いよいよこの日が、、、!!という普通の一人旅とは全く異なる気持ちの持ちように何度もグラつきそうになった。でもいつも胸ポケットには一体(?)の安室チャンがいて。初めて歩く道、食べ物、景色、灼熱。安室ちゃんが沖縄入りしたニュース、地元での安室ちゃんスペシャル番組の放送、NHKインタビュー、街中の安室ちゃんバナーやイベント、最後のライブをする会場、916のたっくさんのメッセージを乗せたゴール、念のための台風情報。一日一日ごとのカウントダウンと共に起こる、一つ一つのドキドキを一緒に経験した相棒のような心強さもあったからだろうか。それ以降、沖縄に向かうときには、あっ!っと思い出し、別のアクスタを気分次第で手に取る喜びになったのだ。

どこか記念写真的なものを

写真を撮るために持ってきているわけではなく、ただいつも忍ばせているだけので、目の前の旅の風景と一緒に写真を撮ることはほとんど意識していない。しかし本当にぼんやりと過ごしていたり、無心なときそっと取り出して写真を撮ってみる。今見ると大した構図でもない反面、ちょっと記念写真のようにも見える。

そんな思い出写真を少し。

初めての時は、そんな撮る余裕もなかったので“居ない”けれど。

2回目の沖縄から。

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引退からちょうど一年。安室ちゃんファンの愛がいっぱい詰まった「宜野湾マリン支援センターまりりんぎのわん」へ。引退直後を避けて19日に到着し、その足で向かったので、少し落ち着いて人も居なくてゆっくり場所を体感した。セブンイレブンと沖縄タイムスさんで催され、まだ各店で継続されていた「愛さNamie いちまでぃん」プロジェクトの一つである、宜野湾ハートプロジェクト♥️のハガキを送り安室ちゃんのスタンプをいただくというイベントはここでしか出来ないのでやってきたわけ。そのとき撮った写真。いつもライブでも溢れてるに違いないハートが、こうすると目に見えるよう!


その2ヶ月後。

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3度目の正直で、11月に念願の久高島へ行けたときの一枚。青い海と黄緑の植物に黄色衣装がよく映えて、今にも「You’re my sunshine」が聴こえてきそう。


そのまた2ヶ月後。

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4回目の旅はピンク衣装!まずはちょっとシュールだけど、マングローブの道で一枚。ミスマッチ感も面白い。

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それから、人里離れて自分だけの場所を見つけた渡嘉敷島で。慶良間ブルーと呼ばれる海にもやっぱり映えるピンク衣装。


一見くだらないことに思われても仕方のないことだろう。だけど私にとってはわりと意味のある行為になりつつあるのかもしれない。そしてこういう些細でユニークなことこ大事にしたいのだ。

今は次の沖縄はまだ決まっていないが、楽しみは先延ばしにしながら、しばらくはまたツアー映像観て楽しんでいる。思いを馳せながらこの大変な時期を乗り切れたらと思う。


静水庭🌿



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