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韓国語学習をストレスなく進めるコツ

勉強はもともとあんまり得意でも好きでもない私ですが、韓国語の勉強だけはストレスなく楽しく進められています。

今回は今まで私が韓国語を独学で勉強してきて気づいた、ストレスなく勉強を進めるコツについてお話したいと思います。

まず韓国語の勉強をしていてストレスを感じるときって、調べても意味がイマイチ分からないときだったり、全然リスニングが出来ない(スピードについていけない)ときだったり、発音が上手く出来ないときだったりですよね。

私も最初の方はすべてが上手く出来ないし、意味も全然ちゃんと理解できないし、和訳を見ても「???」ってなることがすごく多かったです。

そして私は変に完璧主義なところがあるので、意味を100%ちゃんと理解できないとなんかモヤモヤしてスッキリせず、分かるまでずーっと調べて無駄に時間をかけてました。

そういう風に最初はなんとか分かろうと分かるまで調べまくっていたのですが、途中で100%理解してから次に進むということをするのは止めました。

そして分からないことがあったときは、無視することにしたんです。

分からないことは分からないままにしておき、どんどん先に進めるようにしたところ、以前は分からなかったことが点と点が繋がるように自然に分かるようになったんです。

分からないことをそのまま放置しておくといつまで経っても分からないままじゃないのか?と思うかもしれませんが、全然そんなことないんです。勉強を進めていればある日分かるようになってるんです。

だから韓国語の勉強をしていて分からないことがあった場合は、分かろうとするのではなくその箇所は飛ばす。

韓国語学習をストレスなく進めるコツは、

テキトーに勉強すること

これだと私は思っています。
(※ハン検やTOPIK受験のために勉強している人には当てはまらないかもしれません。)

テキトーでいいんですよ。韓国語の勉強なんて。
一生懸命頑張るのではなくて、テキトーにやる。

テキトーにやってればしんどくないしストレスもないから継続しやすくなります。そして継続して韓国語の勉強をしていると自然に伸びる。

1ヶ月一生懸命韓国語の勉強をして終わり!っていうよりも、ゆるーくテキトーに1年韓国語の勉強を続けている方が絶対韓国語は伸びると思うんですよね。

私は韓国ドラマを観るだけのゆるーい勉強法を取り入れているので、

「こんなゆるく勉強していて韓国語力って伸びるんやろか?」

なんてたまに不安になったりはしますけど、こんなにゆるい勉強法でも、韓国語に触れてる時間が多いからやっぱり少しずつ伸びてるんですよね。知らないうちに。

でね、自分でもビックリするのが発音。

韓国語って日本語にはない発音がいくつかあるから、発音しにくい単語って結構あるじゃないですか?

例えば助詞の「를」なんて、どうやって発音すんねん!って感じだったんですが、ドラマ観ながらシャドーイングを続けてたら、いつの間にか自然に発音出来るようになってたんですよ。

あと韓国語って英語みたいに「リエゾン」があるじゃないですか?
単語を単独で発音する場合と、文章になって違う単語が後ろに来たときとっ発音が変わるっていうやつ。

例えば「안 해(=やらない)」っていう韓国語。
それぞれ別に発音したら、「アン」と「ヘ」になるけど、この単語同士がくっついたら「アンヘ」ではなく「アネ」という発音になる。

こういう風に韓国語を会話で使うときのリエゾンの発音も、シャドーイングを続けているうちに自然に発音出来るようになりました。

そして発音できるようになったおかげで、聞いたときにも分かるようになった。

このシャドーイングの練習も、最初は本当に発音が下手くそで全然上手く発音できなくて、もちろんスラスラなんて読めないからめっちゃ詰まりながらドラマのセリフを読んでいて。

自分のあまりの下手くそさに「こんなん続けても上達するんか!?」ってめっちゃ心配だったけど、これも下手くそなのを気にせず、発音出来てなくても気にせず、テキトーに自分で出来る範囲で下手くそなシャドーイングを続けていたら、いつの間にか発音が上達してスラスラ読めるようにもなってたんです。

リスニングに関しても同じです。

最初は本当にネイティブの話す韓国語が全然聞き取れなくて、相手にものすごく遅いスピードで話してもらってようやくなんとか分かる感じだったんです。

毎日毎日「分からん!」「聞き取れない!」って思いながら、分からなくても聞き取れなくても韓国人と電話をするということをやり続けた結果、いつの間にかナチュラルなスピードで話す韓国語が聞き取れるようになってたんです。

韓国語の勉強を始めた初心者の頃からずっと仲良くしてもらってる韓国人の友達がいるのですが、この友達にある日、

「昔はめっちゃゆっくり話さないと聞き取ってもらえなかったけど、今は普通のスピードで喋ってもほとんど理解してるよね!」

って言われて、そのとき初めて気付いたんですよ。

あ、私、そういえばネイティブが普通に話す会話スピードについていけてる!」

って。

普通のスピードについていけるようになると、韓国ドラマのセリフも聞き取るのが難しくなくなるし、そのセリフをシャドーイングするのも難しくなる。

難しくなくなるから勉強するのも楽になる。

勉強が楽だから毎日続けられる。

毎日続けるからまた韓国語が上達する。

こんな風に、分からないことや出来ないことを気にせず勉強を進めていても、ちゃんと韓国語は上達するんです。

だから韓国語の勉強のモチベが上がらなかったり、気合を入れないとなかなか勉強できないって人は、「テキトーでいいんだ」って思いながら勉強すると、勉強が随分ラクになりますよ。

どこかにいる誰かのために、少しでもお役に立てると嬉しいです☆