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仏教を英語で語る

仏教を英語で語るなんて理想すぎる🤭😆

いや、今は全然無理😂でも一個一個、単語を覚えたり、フレーズや文章を書けたり、読めたり、語れるように徐々になっていけたら。嬉しいですね😊

このような本を買ってみました。

冒頭に書かれてある言葉が、なるほど、そうだなあと思ったので、英語と日本語で紹介します😊🙏

Foreword
Buddhism is a fundamental element of Japanese culture, art,history, politics, architecture, literature, and social customs. For most Japanese, it is in the unconscious background and rarely comes to the forefront of their awareness. In other words, they take it for granted. It is there, but they do not need to study it or explain it to other Japanese. 
はじめに
仏教は、日本の文化・芸術・歴史・政治・建築・文学、そして社会的慣習の基本を成す要素です。ほとんどの日本人にとって、それは無意識の奥にあり、めったに意識の前面に出てくることはありません。つまり、当たり前のこととなっているのです。確かにそこにあるのですが、それを学んだり、ほかの日本人に説明したりする必要はありません。

そういうところは、確かに感じます。
特に仏教を学んでいなくても、無常観、道徳観、お互い様とか、有難いとか、日本語の言語そのものにも仏教は影響を与えていますし、他にもいろいろあると思います。
ただ、今は、多くの日本人、ではなくなってきている気もします。それは、影を潜めすぎてしまったのか、仏教は宗教ではない感覚が、仏教は宗教であるという逆輸入によるものなのでしょうか、情報や物が溢れすぎたからでしょうか、現代的な風化なのか、それこそ色々な無常な流れがありそうですが、わたしには計りかねます。

日本の仏教には、無常や苦、はよく語られると思うのですが、、
無我、という言葉は、あまり聞かない気がするんですよね〜。大乗仏教の特徴なのかな?よくはわかりません。全部読んだわけではありませんが、この本にはたぶん使われていない気がします。

英語の勉強をしていて、無我ってなんて訳すのだろう?と調べてみたら、
Non-self
Selflessness
この2つが出てきたのですがSelflessnessだと、利他的という意味に近くなるそうです(法友さん情報)。私が調べると無私無欲と出てきました。
普通の日本語英語辞典だと、Selflessness。

パユットー師の仏教辞典(仏法篇)によると

[76] 三相(Tilakkhana:the Three Characteristics):三つの特徴。そのものの自性に従ってそのようになる、一切の自性法の真実を教える三種の知覚を示す状態。
1. 無常性(Aniccata:impermanence;transiency):無常であること。
2. 苦性(Dukkhata: state of suffering or being oppressed) :苦であること。
3. 無我性 (Anattata:soullessness; state of being not self):自我のないこと。
これらの特徴は三つあるので三相と呼ばれている。
これらの三相は有為法(Sankhara)に対してある。すなわち一切の行は平等で共通性があり、共相(Samañña-lakkhana: the Common Characteristics)と呼ばれている(離行作(Visankhara)である無為法には共通ではない、それは特に第三番目の無我性だけがあり、前の二つの特徴はない)。
 これらの三相は確実に自性として出現する自然のものであり、法決定である。
 三相という言葉も、共相という言葉も、アッタカターの時代に生まれた。三蔵の時代には、ブッダはこれら三つの特徴を法決定の原理の中で説かれた。
[86] 法決定を参照のこと。
(第15巻相応部六処篇2-3頁;第23巻法句経60頁、ダンマパダ277-9)

[86] 法決定(Dhamma-niyama 3: orderliness of nature; natural law):自性の決定けつじょう。普通に確実なこと、自然の法則。
1.一切行無常 (Sabbe saikhara anicca: all conditioned states are impermanent):
行、すなわち一切の有為法は無常である。
2. 一切行苦 (Sabbe sankhārā dukkhā : all conditioned states are subject to
oppression, conflict or suffering):行、すなわち一切の有為法は苦である。
3. 一切法無我 (Sabbe dhammā anattā : all states are not-self or soulless) :法、すなわち有為法と無為法、あるいは一切の行と離行作は無我である。
 この真実の原理は一切の法の実相である三相と呼ばれる三種の特徴を示す([76] 三相を参照のこと)。ブッダがお生まれになろうとなるまいと、この三つの原理が自性として存在する。ブッダはただ求めて見つけられ、人々に広めて説かれただけである。
[223] 五決定を参照のこと。

[223] 五決定(Niyama 5 : orderliness of nature; the five aspects of natural law):確実な決定。自然の確かな秩序のある成り行き。自然の法則。
1. 気象決定 (Utu-niyama:physical inorganic order; physical laws) : 気温に関する自然の法則、または様々な自然現象、特に人間にとっての環境である土壌、水、空気、季節に関する自然の法則。
2. 種子決定(Bija-niyama:physical organic order; biological laws):生殖、遺伝子に関する自然の法則。
3.心決定(Citta-niyama:psychic law):心の働きに関する自然の法則。
4. 業決定(Kamma-niyama:order of act and result; the law of Kamma; morallaws) :人間の行為に関する自然の法則、すなわち行為の果を生む過程に関する自然の法則。
5. 法決定(Dhamma-niyama:order of the norm; the general law of cause and effect; causality and conditionality): 一切のものの因縁の関係と状態に関わる自然の法則。
[86] 法決定、[176] 四失壊(その2)、[177] 四成就を参照のこと。
(長部アッタカター 2/34;法集論アッタカター 408)

(ポー・オー・パユットー 仏教辞典《仏法篇》)

引用が長くなっちゃいましたけど、
無我性という言葉で、
soullesness not-self、になってますね。
元はパーリ語、英語に翻訳後に、日本語に訳されたりと、色んな言語が交差してて、面白いです🤭😆
その言語言語で、表現できるものもあれば、できないものもあったりして、特に物を指す単語でなくて概念のようなものだと、すごい表現の仕方も違ったりして、これが言語を学ぶ面白さなのかな〜って。
なんて気楽なこと言ってますけど、全然まだ理解できてないですけどね〜

言語はやはりその国の文化やさまざまな特徴が出ているものだなあって、感じました😊

さあ、感心してないで、英語の勉強やりまーす♪

ちなみに、コメントなど頂けると喜びます😊🙏

生きとし生けるものが幸せでありますように

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