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都会っ子が人口100人の島で感じたこと #移住レポ #後編
どうも!口永良部島に移住したケイです。
前回、なぜ僕がこの島に移住したのかを紹介しました。
今回は、移住レポ後編ということで、僕が移住してから感じたことを紹介していこうかな〜と思います。まずは島の紹介から。
口永良部島の紹介
人口:約100名
面積:38.04㎢(東京ビッグサイトのある江東区と同じくらい。ちなみに江東区は人口50万人ほどだそう)
周囲:49.7km
標高:657m
口永良部島は、鹿児島県の屋久島町に属する島です。
アクセスは、屋久島から1日1便運航するフェリーを利用するしかなく、離島の離島になっています。
初めての印象
僕がこの島に来た時の印象は、
火山噴火しない?大丈夫?
温泉めっちゃええなぁ〜!!!
島に馴染めなかったら、村八分ならぬ島八分にされそう。
えっ!野生のヤギ!?!??!?
でした。
当初車で島を案内してもらったのですが、1泊2日で見終わってしまい、
(こんな短時間で見終わってしまう島、移住して楽しめるかな・・・)
と不安になったのを覚えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1641884605584-JSLwY8u9Tj.jpg?width=1200)
しかし、移住してしばらく経ち、島の人にも顔を覚えてもらい、段々とこの島の魅力にのめり込んでいきました。
というわけでお次は、僕が思う口永良部島のイイトコ紹介です。
僕が感じた3つの魅力
1つめ:海と山
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実家は東京でしたが、父が山好きだったので、子供の頃から山登りやキャンプなどによく行っていました。それでも鹿がいるような山になると、車で何時間もかかります。
海に行くのも、電車で1〜2時間揺られて、やっと人だらけの海水浴場にたどり着くといった環境でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1642658187906-4fc8G9aaMo.jpg?width=1200)
しかし口永良部島は、家の前に鹿が散歩しに来るし、徒歩で海水浴に行けるような島です。
夏は海に釣りや魚突きへ、冬には山にキノコ探しや自然薯掘りへと、自然大好き人間としてはたまりません。あ〜仕事している場合じゃないんじゃ〜。
![](https://assets.st-note.com/img/1642659313832-DjsBLsrX27.jpg?width=1200)
2つめ:不便なこと
当たり前ですが、島にはコンビニはありません。1軒だけある食料品店も、海が荒れたら1週間食料が入らないなんて当たり前。令和の時代に停電・断水はしますし、リッター200円のガソリン。風吹けば圏外になるし、そもそも普段から回線速度遅すぎて、ネトフリが観れません。
そんなだから暇な休日にやることといえば、山で採ってきたキイチゴでジャム作ったり、島のみかんでマーマーレード作ったり、釣った魚をアジフライにしたり、鹿肉で晩酌したり・・・。
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便利な生活が羨ましくもなるけど、不便だから自分でなんとかするって生活の方が楽しそうじゃないですか?
「は〜???キレそうなんだが?俺にもやらせろ!!!」って思ったら来てください。一緒に島で遊びましょう!!!
3つめ:人
これはぶっちゃけ、魅力だったり欠点だったり。
人口100人だと、ほんと距離感が近いです。島の全員の顔と名前は知ってます。
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嫌な人とも付き合わなくてはいけないですし、飲み会じゃおっさんたちに小言を言われます。(こっちの方言だと「山芋を掘る」って言います。穴ふか〜〜〜く芋を掘る作業が、長いお説教に喩えられているのが上手いですね笑)
でもそんな付き合いをしていると、"人"が見えてきます。(他人も自分も)
自分がフラフラしていると、叩かれた時にあっちへこっちへ揺れてしまいますが、次第に自分の中に芯ができていく気がします。
人間関係って大変だけど、自分にとってイイ刺激ではあるはずです。
![](https://assets.st-note.com/img/1642662151894-GXImCJep6z.jpg?width=1200)
以上が僕が感じた口永良部島の3つの魅力でした。
結論から言うと、僕はこの島が合っていたんだと思います。
でも正直、この先いつまで住み続けるかは分かりません。
嫌なこともありますし、パートナーができて生活が変わったり、別の目標ができるかもしれません。
だけど、今の地域おこし協力隊の仕事が終わった後も、住み続けたいと考えています。そのためにも定住に向けた活動に取り組んでいます。
まとめ
さて、ケイの口永良部島移住レポ、いかがだったでしょうか。
まずはここまで読んでいただき、ありがとうございます。
僕がこの島に住み続けたいと思うのは、やっぱり楽しいから。
島に来たばっかの自分が感じた、「何もない島だなぁ」という気持ちが見事に吹き飛んだ1年半でした。
僕がそう感じられたように、これからまた別の誰かが同じように口永良部島に魅了されていってほしいと、強く感じます。
そのためにも、空き家改修&加工所作り頑張るぞ〜!💪
2022年1月20日
お知らせ
現在、口永良部島の食の魅力を発信するべく、食品加工所を作っています🔨
僕が移住して感じたこの島の食の魅力を、一人でも多くの人に知ってもらい、口永良部島に興味を持ってもらいたい!🌱
そこで、僕の活動を知ってもらうべく、また、応援してもらいたく、クラウドファンディングを始めました🔥
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皆様の応援を力に、これからも口永良部島の活性化に取り組んでいきたいと思います😊
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