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ホメオパシーとは

アロパシーと呼ばれる現代の正統的な医学の視点では、人間の体は機械のようなものとして捉えられます。
どういうことかというと、機械がうまく動かなくなったら、その原因となる部位を見つけ、傷んだところを修理し、部品を交換します。

人間の体でも、火傷をしたら、冷やす、便秘をしたら下剤、細菌には抗生物質という具合に、症状と対極にあるもので治療をします。
手術をしても回復するのが難しい場合、例えば、使い物にならない臓器は切ってしまったり、誰かの臓器と交換したり、移植したりします。

ホメオパシーでは、人間の体は機械のようなパーツの集合だけではなく、全ては繋がっているという、ホリスティックな考え方をするようになります。
(東洋医学、アーユルヴェーダ、なども)

又、人間の体には自己治癒力等ものが働いているので、
健康な体ではどこかにトラブルが起きてもある程度は自分で元に戻ろうとする力が備わっているので、小さな傷がいつの間にか治っていることもあります。
自己治癒力はあなたの身体が正常の状態に戻ることを常に目指しています。
この自己治癒力のことをホメオパシーでは「バイタルフォース」と呼んでいます。

ホメオパシーの目的は病気の、部分の治療ではなく、
この自己治癒力である、バイタルフォースの乱れを修復し、自然治癒力を高めることが目的です。

難しくなってきましたね。。。

もしホメオパシーで症状を治癒することに成功するとすれば、
それは患者の自己治癒力が乱れていたものが、
レメディにをとることでそのエネルギが活性化され、元の正常な状態に戻ることができたと言えます。
この時の症状はレメディが薬のように直したわけではなく、
患者自身が自分の自己治癒力で治したということになります。

たとえば、鼻詰まりがあり、鼻水や膿が溜まっていて辛かった。(バイタルフォースの乱れ)
レメディをとり、バイタルフォースの乱れを整えることで、全身の滞りがスムーズになり、他の穴からも色々出てくる。
その排出物が最初は臭くて濃い色だったのが、だんだん水っぽく、薄くなり、最終的にはスッキリする。
体も心も抑圧していたものを吐き出してスッキリする。
そういうことがホメオパシーの世界ではおこることがあります。
そしてホメオパスは
クライアントが全身で奏でている不協和音にマッチする最同種のレメディを選び出します。

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