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長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/02/28 | DX開発案件で一つ大きな進展が / 資本政策と反省

投資家(VC)の方とお話

午前中に1件、投資家(VC)の方とお話をした。
他社や業界の中でのポジション取りはどういうことになるのか、について議論していた。

自分たちは今まで、以下のような感じなのかな、と思っていた。
草刈りロボットの製品の強みとしては「自動化」「小型(対応できる場所が多い)」「導入しやすさ」
チームとしては、「これらを良いバランスで組み合わせられること」「顧客に向き合い課題解決を確実に素早く進めていける=より欲しいものに近づけられる」ところ

なんとなくこれが強みだろうと思っていたことたちも、いまいち全てを整理し繋げて言語化・可視化できていたわけではないため、甘い点がかなり多かったなと気付かされた。
よく強みは2軸4象限のグラフで表現されることが多い。
自分たちもそれをベースに考えようとしていたが、どうももう何軸かあるような気がして、再考の余地があるなと感じた。

また来週もお話させてもらうため、引き続き考えていきたい。

DX案件開発

今日は主にDX案件の開発を進めた。
今日で、だいぶ検証的に進めていた部分がかたちになってきたなと感じている。
社内テストみたいなことも、部分的にではあるができてきた。
開発メンバーで協力してくれているHくんには感謝しかない。
ありがとうございます!

来週火曜に社内テストを正式にする予定なので、それまでに仕上げていきたい。

今後の資本政策について

代表と、資本政策的な部分について話した。
意見が同じ部分と、違う部分があったため、結構な時間話あっていた。
今後の方針について概ね合意がとれつつも、一部まだ議論があるため、持ち越しだ。

ここらへん、結構難しいとも思う。
前提として、自分も代表も、自分だけ利益を独占したいと考えているわけではない。
なるべく納得のいく、良い評価をくだすべきだ。
ただ、色々なことのバランスを取ろうとしたときに、まだ見えづらい部分が多いと感じる。
一度に決めるべきでもないと思うから、慎重に継続的に話をしていくのが良い。

反省

代表から、実は数人のメンバーから自分に対し、「最近何かしら圧が強いと感じる部分があり、それが少し嫌だと感じることがあった」というこぼれ話を聞いた旨の報告をもらった。
ただ、彼らとしては具体的にはあまり覚えていない(のか言えなかったのかわからないが)とのことで、原因が完全に理解できたわけではない、ふんわりした状態だ。
ただ、議論の際に言い方が断定的すぎたり、強いと感じてしまう部分があったとのことだ。
そして、この数ヶ月で以前と比べて劇的に変わってしまったということだった。また、ここ最近は全然そうでもない、数ヶ月ほどの一時的な波だったようだ。
なんなんだろう…

一つあることは、この数ヶ月は今までの中でも比較的経営的に厳しい状況で、少しピリついていた部分があるのかもしれない。
また、事業推進の本筋と外れたことの時間が多かったり、自分1人だけ特殊なプロジェクトとして単独行動をするようなことが多かったため、自分とチームの間に少し距離感や違和感ができてしまったようには感じている。
この数ヶ月は、結構悩む事が多かった。

自分だってかなり本気でやっているため、負けられない闘いという気持ちであり、逆にその真剣さが棘となってしまっていた可能性はある。
自分は、(悲しいことに)集中するとかなり突っ走り、尖ってしまう節があるため、それは時に周囲に不協和音をもたらしてしまう可能性があるんだろうと思う。

好きなことややりがいのあることは、死ぬ気でやりたい。
死にたくなんてないが、どうせやるなら「これをやって死んでも良い」くらい振り切りたいという想いはある。
ただこれが強すぎると、周りに違和感をつくり、壊す可能性もある。
今まで、「強くなりたい」と願って生きてきた副作用でもあると思う。
周りは自分と同じ気持ちでも、強さでもない。

これからは、なるべくそうした問題が怒らないように、特に議論をするときには気をつけようと思う。
直接言われたわけではないのでまだなんとも言えない。経過観察だ。

ただ今後これが顕在化してくるようであれば、間違いなく自分は危険な人間であるため、そのときはこのチームから距離を置くか、去る方が良いと思う。

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