お金の奴隷から自由になるために
スピリチュアルの教えのひとつに、お金自体はニュートラルであり、お金を好きになると入ってきやすいというのがありますが、本当でしょうか?
私はけっこう怪しいと思っています。
たしかにお金自体の本質は交換のツールであり、そこに色は着いていません。
しかし、戦後の世界を席巻してきたドル基軸通貨体制というのは、お金を触媒にして一部エリートが全人類を奴隷にするための呪いのようなものです。
その仕組みから、少なくとも精神的に抜け出ないと、お金に対して健全な立ち位置を取ることなど到底叶わないからです。
お金が奴隷制度って?
では、なぜお金が奴隷制度なのか。
それは通貨発行権という、無から有を生み出す言わば魔法の杖を、国や公共の団体ではなく、銀行という民間が独占していることによります。
お金は借金として生み出され、みんながみんな、働いて利子を払い続け、返済する必要があるのです。
無から生み出したのために強制的に働かせられ続けるなんて、奴隷そのものだと思いませんか。
奴隷制度から抜け出す方法はある
どうやって抜け出るかについては、いろんなやり方があります。
貨幣経済と距離を置き、自給自足生活を営む。これはわかりやすいですね。
不食生活を実践する。不食についてはnoteで発信している人もいますが、全く食べないというわけではなく、さまざまな形が存在するようです。
しかし、お金がないと生きていけないという思いは、ほとんど食べなくてもよい状態を経験することで、大幅に軽減できます。
食べなければ生きられないという観念が、私たちを本来の自由な状態から遠ざけているとしたら、不食の人というのは、そうでもない可能性を、私たちに見せてくれているような気がします。
もっと普通に生活しながらできる方法はないのかと言えば、あります。
まずは貯めているお金を手放すことです。
みなさんは、なぜ貯金しますか?
買いたいもの、やりたいことがあって、お金を貯めるのはまぁ仕方ないですね。
一方で、不測の事態や老後に備えての貯金もよく行われています。
しかし、その本質は、お金があれば命を守れる、なければ守れない、という信念を行動で示すようなものです。
お金を身につけて周りの脅威から身を守りながら、お金から解放されたいと願うとしたら、その図を想像すれば滑稽であるとわかると思います。
本質から言えば、私たちは自分の現実を創造している自由な存在です。守ろうとする意識が脅威を生み出しているというのが、本当に起きていることです。
お金に縛られた状態では、ある地点から本来あるべき状態に近づけないのは明らかでしょう。
といって、いきなり有金全部を手放すのは考えものです。お金に対する恐怖の信念を握ったまま、お金を手放しても恐怖に潰されるだけです。
いないと思いますが、実際にやってみてどうにもならなくなったから責任を取れと言われても私は知りません。自己責任でお願いします。
取り敢えず知って欲しいこと
私は自己責任で全て手放すことをやってみたので、それを話すことで、他の人の参考になるのではと思っています。
不食の人と同じように、お金の奴隷制度から人々を解放する役割を果たせたら、やった甲斐があるというものです。
その辺の話もいずれ書いていこうと思いますが、今日のところは、ほぼ全ての人がお金の奴隷制度に組み込まれていることを知って欲しいと思います。
毎日毎日お金のために、朝早くから満員電車に揺られ、一日中好きでもない仕事をして、ストレスを溜めて発散のためにお金を使い、また働く。
そんな繰り返しが死ぬまで続くから、人生が悲哀と苦痛に満ちているんだということに早く気づいて欲しいということです。
この先ドル覇権の崩壊を言う人もいます。たとえそうなっても混乱を冷静に乗り切るためにも、少しでも精神的にお金から解放されていることが重要です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
(補足)
現代の金融制度の詐欺的しくみについては、こちらにも少し詳しく書きました。
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