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ボトルネック 中編

はい、昨日の続きです。制約理論をついつい語りたくなってしまい、長くなってしまいました。この理論については今勉強中ですが、またどこかでじっくりと語りたいなと思っています。



私が所属する部署は製造技術という部署です。主に新しい製品を作るための生産準備をする部署で、物を作るのに必要な設備や装置、工具、金型、測定具などを準備したり、実際の作業設計をしたりする部署です。恐らくですが、工場の中でもっとも多方面に影響を及ぼす部署であり、一番忙しい部署であると思っています。

つまり、工場の中でボトルネックになっているわけです。

お前らの仕事が遅いから改善が進まんとか、もう何度も何度も言われていることなのでイヤになりますが、それはとりもなおさず、製造技術がボトルネックになっていることを表しているのだと思っています。たぶん、製造技術に人が増え、もっと余裕が出てきたら、工場の改善はもっと進むと思います(愚痴ですが😅)。

先日、広い意味で生産を管理する間接部署から、コストダウンについて共有したい情報があるから会議に参加してほしい、という依頼を受けました。はて?なんでこんな部署からコストダウンの話が来るんだろう、という風に思いましたが、なんとなくサボれそうになかったので😋参加してきました。

その部署から説明があったのですが、日本だけじゃなく、海外の案件も含めてコストダウンネタを集めたデータベースを作った。どんどんこれにアイデアを蓄積していき、どんどん展開してほしい。以前からあったシステムを作り直し、もっと使いやすいシステムにした。誰でもどこでもアクセスできる。いろんな部署からもアクセスできる。前に比べてコストダウンアイデアにアクセスしやくなったのは間違いない。だからもっとこれを使ってコストダウンを進めてください。海外拠点から出てきたアイデアも見てもらって、どんどん横展開してほしい、ということでした。

・・・わかりますかね、この矛盾。

アクセスしやすいのはわかったけど、実際にそのコストダウン活動をやるのは誰なんですか?って思うわけですよ、私の立場からすれば。

いかんいかん、このままいくと愚痴に走りそうな感じがするので、続きは明日に持ち越したいと思います😆

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