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雑務が生まれる原理 中編。

今日は中編です。ということは、当たり前ですが、前編もあります😁もしこの記事から読まれた方は、ぜひ前編も読んでみてください。

本来は人が多ければ仕事が楽になるはずなのに、そうならないのはなぜか。

本来やらないといけない仕事は、当たり前ですが最小であるはずなんです。会計で言うと、部費を集めて、帳簿をつけて、銀行に行って振り込んだり引き出したりして、お金を使った人に領収書と引き換えにお金を渡して・・・という具合に。

ですが、これを数名に分散させてしまうと、集めた部費を銀行に入金する前に受け取るという作業。支払うお金を入れる封筒を他の人に渡す作業。集金当番を決める作業。情報を共有するための連絡。お金がずれた時に、誰がどこで間違えたかを調べる作業、などなど。

これらの作業って、実は野球部を運営していくには何の価値もない作業なんですよね。

さらに言うと、数名で分けて仕事をやるとなると、そこにはルールが必要になるので、ルールを作る作業、周知する作業、守られているか確認する作業なども必要になってきます。これなんて、ホントに価値がない仕事ですよね(お金を運用するという意味ではすべてが無価値かというと、そうでもないかもしれませんが)。

そんなことをいろいろ考えた結果、一応今のところ自分の中で出した結論は、人が多いからこそ生まれる仕事って多いよなぁ、ってことでした。一人でやれば最小の仕事量でいいのに、人がいるからこそ仕事が発生する。その仕事は、本来やらないといけない仕事でない場合が多い、ということかなと思っています。

後編に続きます。

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