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躁鬱と寒冷

ぼくは10年ほど躁鬱とお付き合いしている。
加えて、寒冷ともお付き合いしはじめた。
この二股関係がぼくの体と精神にどのような作用をもたらすのか
人体実験して検証していく。

去年末10月ごろから新年にかけて長い鬱期の峠を越えて、1月半ばから調子が良くなって活動的になり台湾いったり、東京、金沢、大阪、神戸、熊本に出向き、2月から島根の隠岐の島に住所を移し、離島暮らしの身となった。

正直、役所絡みの手続きは面倒だし苦手なのだが、手順を踏んだことで隠岐で活動していく覚悟が定まり、隠岐の島というフィールドをもっと楽しみつくすための新しい出逢いを求めて、積極的に外にも出かけるようになった。3月9日から人生初のギフトファンディングを仕掛け、14日でひとまず目標であった10万円を達成し、5月のGWに走るサウナを制作するワークショップを開催する。

隠岐の島で贈与経済ギフトエコノミーが巡る場づくりの運営もぼちぼち進行中で、Facebookグループのメンバーは167人(4/5時点)島内と島外の日本全国からギフトエコノミーに関心をよせる方々が参加してくれている。冷道部という部活動もおっ始まり、一風変わったCold Play Clubもっと冷たい水と戯れたい一緒にコールドトレーニングに勤しむ仲間を集い、みんなでヤバいほど健康になって、レッツ氷点下からフェニックスしようと全然共感が集まらない部活を発足した。笑

ぼくが今実践しているヴィム・ホフ・メソッドはシンプルな健康法だ。一日10分ほどの呼吸法、3分の寒冷コールドトレーニング(海行)、覚悟を決めたコミットメント。朝冷という朝イチに起きてすぐ呼吸法と、太陽がでてからコールドトレーニング、天気がいい日はお昼に海に入ることもあるし、夕冷も試してみたが、夕方は海の水がぬるく感じるので朝か昼がコールドトレーニングには向いてることが分かった。寒冷に加えて、6月に50KMの隠岐ウルトラマラソンに挑戦するので、呼吸法、ランニング、温まった体を冷ますコールドトレーニングという流れができた。気が乗らない日は週2日ほど休みにして、冷道がすっかり習慣化され熱心に2ヶ月間楽しく鍛錬に励んでいる。

躁鬱と寒冷の二股劇場

寒冷と運動はうつ病に効くと言われているが、確かに日々の中に体を動かす、体と心を鍛えていると鬱になりづらい気がする。体力も、活動量も増えるし、ストレスにも強くなる。元々お気楽に生きてて、ストレスは少ない方だが、躁鬱の鬱スイッチが入るのは、躁が高ぶりに高まって体が疲れ切ったとき、もしくは大きなストレスが心にかかった際に、自分を守るために鬱になる。思考は絶望的にネガティブになり、自分はダメ人間だと思い込み生きててごめんなさい…モードに入る代わりに体はゆったり休まる。落ちに落ちまくって深海に辿り着き、しばらくジタバタしたあげく、ふっとしたきっかけで浮上して一気に躁転する。急に元気になってまた活動しだすというサイクルを繰り返している。

ぼくは気分屋さんで、自由奔放人だ。気分に流されやすく、のん気で、人は好きだけど人との関わりが多すぎると気疲れする。人と喋ったり関わるのは好きだけど、ずっと一緒には居れない。誰にも邪魔されない聖域の一人時間も好む。

ここ数日、睡眠と習慣が乱れつつある。
昨日は寝つけなくて朝5時まで起きてたり、今日も朝5:55のアラームでは起きれず9時過ぎにベットから這いあがった。元嫁に、いま躁なんじゃない?と客観的に指摘されて、そうかも、、と思えた。躁のときは気分が高揚してるから気持ちがいい。胸の高鳴りを感じてパワーが漲り、思考や直感が冴えて色んなことに関心をもち、その瞬間に思いつくがままに何でもやってまとまらない人間になる。ブログも書きたいな、本も読みたいな、あの人と話したいな、そうだイベントも立ち上げよう、お出かけもしようと頭の中も、体も超活発化する。ところがどっこい、、気づくと鬱のスイッチがバッチンと入ってしまい急に意気消沈してしまうから厄介だ。周りに早めの #鬱予報 を出しておくといいと元嫁からアドバイスをいただき、完全に調子が悪くなって声に出せなくなる前に、躁の時やるっていったのに、鬱になると動けなくなってしまい罪悪感を感じながら休むより、自分なりの警報を鳴らしておく。そのためにもブログを書いておこうと思い立ったのである

躁鬱と寒冷の二股劇場と題して、
どんな縦と横の物語を紡いでいけるのか
生きる実験はつづく

全身全霊で贈り人します‼︎