保育士一次合格体験記

こんにちは。
章憲です。

今回は約1年かけて保育士試験の1次合格した体験を
noteにまとめたいと思います。

そもそもなぜ保育士試験を取得しようと思ったかというと

・幼児の娘がいて、保育の勉強にもなると思った。
・自分のキャリア形成を考えたとき、持っていて損はないと思った。
・会社で取得を推奨されていた。

が大きな理由です。

保育士試験の難易度を調べてみると、合格率が20%そこそこ。
一発合格が3~5%と書いてありましたが

もちろん一発で合格してやろう!という気マンマンで臨みました(笑)

結果、3回目で合格って感じで散々でした(笑)

ちなみに私が受験した年度は以下通りです。
そして、それぞれ落とした科目も載せておきます。

1回目【令和3年後期】 
社会福祉、こども家庭福祉、社会的養護教育原理、保育実習理論

2回目【令和4年前期】
社会的養護教育原理

3回目【令和4年後期】
合格!

見てください。

どこが一発合格じゃ、っていう感じですよね(笑)

ちなみに社会的養護と教育原理はニコイチ科目と言われており
それぞれ6割取らないと合格になりません。
やっかいでした。(笑)

一発合格をマジで狙っていた私としては
1回目が思った以上にできなかったのは、本当にショックでした。

ただ本気でやった分、勉強のやり方もみえてきて
次で絶対合格いけるでしょ!という前向きな気持ちにもなれました。

(超ポジティブ)

そして2回目の試験で、まさかの1問落とし...

うぉーーーー!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

絶望の雄たけびが体中をめぐりました。

そしてそのころ、世の中のニュースでは

あの小室圭君も「あと5点足りなかった。」と報道されたのをみて

試験の難易度は違えど
ゴール目の前でほかの人にゴールテープを切られて
しまう感覚はきっと同じだよな。

一緒に頑張ろう!小室さん!
とお会いしたこともない方に妙に親近感を覚えたことを記憶しています。

また、私は保育士試験を受けるとき、声高らかに
「一発で合格します!」と宣言したこともあり

一発で合格できなかったときは肩身が狭く、
2回目不合格のときは

「あと1問って、合格ギリギリのラインじゃ勉強してないでしょ。」
「あと1問なら、次は合格だね!」

と、叱咤激励のお言葉をいただきました。

ただ当時の心境を振り返ると、この1問落としたことが、最強にプレッシャーがかかりました。

たぶん私も逆の立場だったら、「次は合格だね!」と何も考えずに
言ってしまうかもしれません。

でも冷静に考えてください。

今回あと1問足りなかっただけであり、次回のテストが確実に合格できる
保証は何もないということを。

試験範囲はわかっていても、試験問題まではわからないです。

そこで、私は感じました。
きっと娘が大きくなったら、同じような困難にぶち当たるかもしれない。
そのときはこんな言葉をかけてあげようと。

「次で合格だったら、うれしいよね!」
「ベストを尽くしてダメであれば、またチャレンジすれば良いじゃない。」
「やり続けたら必ず良い結果がついてくる。パパもそうだったよ。途中で辞めちゃうと自分も周りも失敗に感じちゃうもんだよね。」

でも、この言葉は3回目に合格できたらからこそ感じたものなので、結果がでるまでやり続けてよかったなぁと思いました。

話は戻りますが、では2回目落ちたときの心境はどうだったかというと
さ・い・あ・くです。

もう良くねー?
また次のテストまで半年あるんかー。
そろそろ飽きたなー。
勉強したくないなー。

って感じです(笑)

娘への言葉、いづこに?って感じですよね。(笑)

試験まで半年間ありますが、試験2か月前まで
ほぼやる気なかったです(笑)

というか使用していた問題集や過去問もリアルに20週くらいしていたので、ほぼわかっているつもり状態でした。

だからやっていても、新鮮さがなく淡々とこなす感じで
早く終わらせたいなーって感じで試験日を待っていました。

もう保育士試験に向かっての心は燃えるどころか「無」の状態。

そんな無な私に、たまたま試験1週間前に、SNS動画サイトでK-1の山崎選手と安保選手の戦いのハイライトが流れてきました。

山崎選手のリベンジ勝利をドラマチックに編集されているやつで
曲調も試合ピークに合わせてテンポが速くなります。

バッチバチの打ち合いをみて、私の心が再燃しました。

「これだ今の俺に足りないのは、山崎選手のようなあきらめない心だ。」

動画のなかで、王座のときの山崎選手の顔と、リベンジャーとしての山崎選手は明らかに違いました。

リベンジャーになると、ここまで顔つきが変わるのかと。
地に足ついた顔というか、一度王座についた人が再度リベンジャーになると
最強だなと感じました。

そして私の保育士試験3回目。

社会的養護と教育原理。
それぞれ10問ずつで、それぞれ6問以上で合格の試験です。
反対に、どちらかの科目を落とすと、また2科目再試験のやっかりな科目になります。

他の科目は20問中8問までは落とせますが、この社会的養護と教育原理は
それぞれ4問しか落とせないんですよね。

これが保育士試験最後の科目になっていることに、神様は試練を与えてくれたと思いました。

ちなみに前回は社会的養護が不合格で、教育原理が合格でした。

今回は社会的養護はよくできて、教育原理がてこずりました。

教育原理、試験残り時間5分前。

一通り見直しましたが、どうしても判断に迷う問題が1問だけありました。

「どっちだ、これでよいのか?どっちなんだ。」

試験問題自体難しく感じ
「やべ、今回ダメかも。」と一瞬頭をよぎりました。。。

試験時間残り時間3分を切ったあたりで

バチバチに戦っている山崎選手が脳裏に浮かびました。
音楽もガンガン流れてきます。

「そうだ、最後まで戦うんだ。」

「絶対にあきらめない。」

「俺もここで試験を決めて終わらせる。」

なんども脳裏で再生される山崎選手の戦闘シーンで、残り時間
集中力が増しました。

結果、見直し時に解答番号を変えたものが正解であり

合格点はジャスト6割(笑)



1問落とても、不合格は不合格。
合格点ジャストでも、合格は合格。

傍からみたら
「え?合格点ジャストじゃん。ちゃんと勉強したの?」

と思われるかもしれない。

けど、試験時間残り3分切ったところで
「まぁいっかな。多分いけるっしょ」と思い、思考をやめていたらきっと
不合格だったと思います。

検定やお受験大国ニッポンにおいて
1点で泣く者笑う者の数はきっと毎年計り知れないと思います。

人はそれほど能力に大差ないと思いますし
対戦相手と同じ能力、スキルであれば最後の差になるのは
「勝ちたい、合格したい」という執念だと思いました。

この執念の大きさによって、
自分はベストが尽くせたかどうかを自分自身が感じることができるのかなと思います。

来年1月13日くらいに2次試験の結果がわかりますので
正式に保育士試験を合格したら再編集したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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