頭のデキとかではなく、勉強の取り組み方を知らない小学生が8割なんだと思う。

こんにちは。
章憲です。

最近自習室で子どもたちの学習の指導に当たっていて、気づかされることがたくさんあります。

当教室は週3、1日1時間通えるシステムですが、それでも内心
「週4、5来てほしい〜!!!!!」と私が勝手に思ってます笑

たまに、「じゃあまた明日ね!」なんて言って生徒から「明日はお休みじゃないんですか?」ってツッコまれたりします笑

そのくらい、勉強量を確保してあげたいと思ってしまうのです。
子どもたちも「あっとゆう間だった!」という声が多く、程よい負荷で進められているのかなと思っています。

「今日はこれね!」
「ここまでやらないとダメだよ!」
「はい!集中!!」

なんて私から言ったりはせず、子どもたちも自分がやるべき課題(宿題など)決めて取り組んでいるので、頑張れるんでしょうね。

そんな子どもたちを見ていてつくづく思うのは、勉強の取り組み方を理解できていないことなんですよね。

例えば、小学6年生の子で文章問題が苦手な子がいますが、小学6年生のドリルを持ってきたりします。

そこで私は、その子のレベルにあった学年のドリルをまずは購入してもらうわけです。

そして解かせてみると、今度は、読解問題の解答をパズルのように当てにいくのです。(この当てにいく、という表現が正しいかわかりませんが、文章全体をイメージせずに、問われている問題の箇所だけを読む感じなんですよね。)

このように当てにいく子に、音読をさせると、まぁ読めない…

だからそういう子には私は、読解問題を解かせる前にスラスラ綺麗に読めるまで音読をさせます。

音読を何度もやるうちに、文章の理解度が上がり、内容がイメージできるようになります。

そのあと読解問題を解かせると、正しく解答が書けるんですよね。

こんな感じでとにかく問題を解かせれば良いわけではなく
問題への取り組み方一つ変えるだけで、劇的に変わるんですよね。

人は考えるとき無意識に映像化(イメージ)しているんですよね。
つまりイメージできないものは、考えられない生き物なんです。

小学生の勉強で、うまくいかない場合のほとんどはイメージできていない
場合が多いです。

そこで

・まずはイメージをさせること
・イメージしていることが正しいか言葉にさせること

を最初に行い、書かれていることとイメージしていることの認識を揃えるところからです。

これが私が考える
正しい勉強の取り組み方だと考えています。

今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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