小学生が家庭学習できない本当の理由

こんにちは。

章憲です。

今まで1000組の親子カウンセリングを通じて、どうやったら家庭学習ができるかたくさん質問をお受けしました。逆に、家庭学習がうまくいっているご家庭の共通点もたくさん発見しました。

そのような経験から、小学生が家庭学習ができない本当の理由とは何か
noteにすることしました。

結論から言うと、その家庭に文化がないから、になります。
つまり、子どもが家にいて勉強をする、こと自体ないのです。

これがまず、ファーストステップです。

いやいや、家庭学習するためのドリルだってたくさん買った。
教材も、机も、筆記用具も全て揃っている。
なのにやらないのはなぜ?親としても怒ってばっかりで疲れました。

そんな声、ありますよね。

このような場合は
まずは、一緒にやるが良いかもしれませんね。そして、できたら大きな花丸を書いてあげてください。

これを最低でも3か月、できるだけ毎日、5分でも行う。
これが文化になるんです。

そして徐々に、自分でできるようにリリースしていきます。
「あ、今日一緒にみれないから、ごめんね、できたら大きな花まる書いてあげるね」

できたら、大きな花まる書いてあげて
「お母さんやお父さんがいなくても、自分でできるんだねぇ。」と
自分でできるようになっていることを褒めてあげてください。

こちらが早く手放したい気持ちは絶対に出さないようにするのが
ポイントです。子どもは鋭いので、
「ママ、パパがいないとできな〜い」って言い始めます。

全く離れるよりも、側でいることが良いと思います。

家庭学習に大切なポイントは
・テキストで丸ができた達成感
・親が近くにいて、見守ってくれる安心感が大切です。

子どもは常に勉強に対して、どうやったらできるようになるかわからないし
できたところでどんな意味があるのかわかっていないのです。

でも周りがやっているからやらざるをえない。
そんな不安な気持ちいっぱいでやっています。

大人でもそうですよね。
今の仕事がどうやったら成功するかわからない
且つ、これができたらからってどんな意味がわからない

でも周りは毎日仕事している。めちゃめちゃ不安じゃないですか笑

大人と子どもの違いは、それを先に経験しているかしていないかの差で
あって、小学校以降の見通しが立てられているかどうかの違いでしかないのです。

でも小学生にとっての1個上って、大人でいう5個上くらいの年上の方の
感覚だと思うんですよね。そのくらい年数の概念がフワッとしているものなんです。

だからこそ、最初は家庭学習を一緒に始めるからスタートする必要があるのです。これが続くことになり、習慣と呼べ、その家庭の文化になります。

机、ドリル、子ども部屋はあくまでも手段でしかなく、本当に大切なのは
文化を家庭で作ること。

学力が高い子のご家庭は、総じてこの文化がありました。
ぜひ、今日からでも一緒に書店に行って、ドリルを購入し、
一緒に初めてみてください。

今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうござました。

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