鉄道落語「ドクターイエロー」 (T海道新幹線事業本部・名古屋運輸所・所長室) 田所「そうですか、ハヤミさんのようなベテランの運転士のかたに辞められると、こちらとしても寂しいものがあります」 速水「いやいやそう言わないでくれ、会社の作った早期退職制度だ、退職金も割増しになるしな、コロナ渦でどの会社も人件費がかさんでいる、私のようなベテランの運転士が去ったほうが若いもんも育ちやすいだろう」 田所「そう言わないで下さいよ、いやでもほんとハヤミさんにはお世話になりました」
(1959年初夏・名鉄社内・新型車両発案会議) 運転士代表・岡田「俺は認めん!認めんぞぉ」 平田「そんな反対しなくても」 岡田「むリむり!絶対無理だ!認めるわけないだろ!死んでも反対!職を辞しても反対だ!運転席が上にあるなんて見づらいしせまいし、おまけに外でなあかんとか乗れんわそんなの!」 (直後・名鉄社内・新型車両開発室(とは名ばかリの倉庫みたいな部屋)) 平田「とリあえず乗務員は反対です、(仮作成の図面を開きつつ)研修からも検査のたびに高いところ上