短歌よんでた

短歌つくらなくなって二年が過ぎた。
もう一生つくらないのかもしれない……。
二年前までに詠んだものたち
**

納豆の消費量ですらねたましい 右肩上がりのグラフをみれば

足し引きを重ねた左辺が美しい
「=0」になるとしてもだ

アパートを震わす豪雨に守られて胎児のように眠る八月

スマホ持つ指に小蝿がとまりおりわたしの怠惰をぢっとみている

**
かなり好きだな……。

自分で自分の短歌振り返るの、
現在の感覚でフィルタをかけて解釈するので、
普通の文章を読み返すよりも恥がこない。
良いですね。

また詠む気になりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?