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「親子で進路を楽しむ!」という名の国際高専学校見学会

「中学3年生になってから成績を基準に進路選びをするのではなく、早い段階から親子で楽しみながら進路を話し合えるきっかけづくりになれば」という思いから、今日、県内の学習塾「金沢学遊」との共催で「親子で進路を楽しむ!」国際高専学校見学会が白山麓キャンパスで初めて開催されました。

校舎内の見学の後、Maker Studioでレーザー加工機を使ったオリジナルのキーホルダーづくりを体験しました。
長い時間がとれなかったこともあり、今回はレーザーで文字をいれる体験でしたが、時間があれば絵も描けます。

保護者からは「自分が入学したいぐらいだ」という声も聞かれました。
テクノロジーの進展で、アイデアさえあれば具体化できる時代です。よりクリエイティブな活動ができますよね。

よく言われるSDGsも、本来は「自分たちの未来は自分たちでつくる」ことかと思います。
そう考えると、高校受験や大学受験も本来は「自分の未来は自分でつくる」プロセスなのでしょうが、学校選びはそう簡単ではありません。
何かしたいと決まっている人もいる一方で、まだあまり明確では無いという方も多いからです。むしろそのほうが普通なのかもしれません。

国際高専に進学してきた学生の話を聞くと、どうもその両方があるようです。理工系の仕事がしたい、英語も不可欠だ、と思ったので国際高専を選んだという方もいれば、何となく普通の高校に行くことにはちょっと気がのらないけど、どうしていいのかもわからないということに保護者が気づき、学校見学会に連れて来られたのが国際高専だったという学生もいます。

後者であっても保護者の目利きが素晴らしいと思うのは、我が子が入学してから、数学や物理、化学、生物などの理数系科目だけでなく、ワード、エクセル、パワーポイント、PhotoshopやIllustratorなどの画像編集や映像編集、CADやプログラミング、AIやマイコン制御などを、15歳から幅広く、しかも英語で学ぶ中で、いつのまにか没頭するものに出会っている点にあります。

その意味では、親子で学校を体験し、あれはこうだったね、あれは面白かったね、と話が弾むきっかけづくりとなるような「親と子が進路を楽しむ」イベントは、自分たちの未来は自分たちで作る上で、大切なことなのかと思います。


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