神代曙という名の桜
朝日町の舟川沿いに植えられた桜の中で、通る人たちの多くが「これきれい」「かわいい」と言う桜があった。
神代曙、である。
桜の品種には全く疎いが、これは確かに美しい。
桜は、遠くで観るときれいだが、写真を撮ろう近くまで行くと、それほどでもない、というケースが時たまある。
また近くまで行って写真を撮っても、ゴチャゴチャしたようにしかならず、意外にきれいに撮れない難しさも、桜にはある。
天気がいい日は特にそう思う。
神代曙は、クローズアップして撮っても絵になる。というか近くまで行かないとこの綺麗はわからない。
見た目通りの綺麗さを写真で再現するには難しいことには変わりないが、うまく撮れれば、他の桜とは品格が違うように写る。
Wikipediaによれば接ぎ木から偶然?発見されたようで、また名前自体も調布の神代植物公園に由来しているそうだが、名は体を表すというか、神の世の桜はきっとこうだったのではと思うような桜である。
桜はバラ科の花ということも恥ずかしながら今になってはじめで知ったのだが、確かに桜はバラ類だと実感できる。
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