辛い感じで始まった2024年。だからどうでもいいことを書く。
あけまして・・・
というのももう終わりの時期でありますが。
まぁ、とりあえず、
おめでとうございます。
いきなり辛い話題の飛び交う年始の2024年でありますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
正月に始める日記と筋トレは続かない。
という格言は別にありませんが、何となく誰にでも思い当たる節はあるのではないでしょうか?
さて、そんなわけで超久しぶりにnoteを書いてみようかと思います。
ちなみに去年は一回も書いてません。
この感じだと次に書くのは良くて夏過ぎかもしれません。そこのところを踏まえまして、よろしくお願いします。
華麗なる加齢
新年を迎えると自動的に加齢されるシステムになっている1月4日生まれの青木柳葉です。そんなわけで48歳になりました。
おめでとう、オレ。ありがとう、オレ。
皆さんあまりご存じないようですが、今年2024年は辰年です。
そして、これもあまり皆さんご存じないようなんですが、僕は巳年生まれです。
・・・。
48歳じゃなくね?
誕生日を迎えて気がつきましたよ。
ネットで「1977年生まれ 何歳」と検索してしまいました。
元日に母親から「お前今度いくつになるんだ?」と聞かれて「48」と即答してましたし、何なら去年一年間、各種書類・プロフィール・アンケートの類一切合切に、「47歳」と記入していました。
どうりで「こないだまで45歳だったのに、時間が過ぎるのは早いなぁ」と感じたわけです。だって46歳を飛ばしちゃってんですから。
そんなわけで、改めて「47歳」になりました。
二度目の47歳です。
今年の目標は一年間自分の年齢を忘れないようにすることです。
ヤバい初詣
神様みたいなものは好きなんですけど、神社はあんまり好きじゃありません。まぁ政治的なこととか宗教的な合う合わないみたいなことのせいです。
それでも1年に1回は初詣に行くわけですからおかしなものです。
僕は住んでいる地域の神社に行きます。何と言うか地元のお偉いさんにご挨拶に伺うような、そんな気持ちです。
ここ数年は「神様、去年はありがとうございました。今年もよろしくお願いします」となむなむしてから、お守りを買うのがお決まりになっています。
そんなわけで今年も社務所でお守りを購入します。
僕「これください」
巫女「700円です」
僕「(1000円札を出す)」
巫女「あ、ヤバい」
僕「?」
巫女「あ、ヤバいヤバい」
巫女さん(アルバイト)が急に慌てふためき「ヤバい」を連呼し始めました。
何だ?どうした?
どうやら釣り銭が切れたらしい。
巫女さんはさらに混乱度を高め「ヤバいヤバい」と言いながらバックヤード的なところをガサゴソ。しかし釣り銭はみつかりません。
見かねて先輩の巫女さん(アルバイト)がやって来ました。
僕は「先輩、早くこの巫女さんに釣銭のありかを教えてあげてー」と心の中で神様にお祈りしました。
しかし、先輩は「ヤバいヤバい」と釣り銭を探す後輩をまさかのスルー。
僕の前にやって来ました。
先輩巫女「1000円お預かりします」
え!そっち?!
違う違う!先輩、今すべきは「僕が出した千円札を手提げ金庫に入れる」じゃない!「後輩に釣銭を渡す」だよ!
誰か助けてあげてー!この世にゃ神も仏もいないんかーい!
先輩はなぜか僕の方を見て動きません。
無言で向かい合う先輩巫女と僕。
なんだこれ。
そして、
響き渡る「ヤバいヤバい」という後輩巫女の声。
なんだこれ。なんだこれ。
だんだん不安になってきました。
ヤバいのか?今年の僕はそんなにヤバいのか?
巫女二人と僕の脳内が混沌としてきた時、社務所奥の引き戸がガラガラっと開きました。
神社の人(本職・推定30代男性)の登場です。
誰がどう見ても「やかましーわ」という表情で。
彼は、あからさまに「めんどくせーわ」という感じでバックヤードのどっかから釣り銭の入った袋取り出し、「呼ぶんじゃねーぞ」という無言の圧力と共に後輩巫女に渡しました。
そして、そのまま音もなく引き戸の向こうへと帰っていきました。
もしかしたら、彼は神の使いだったのかもしれません。
残された僕たち三人はおそらく初めて同じことを思ったはずです。
なんだアイツ?めっちゃ不機嫌やん。
身も凍るような冷たい風が吹きました。
後輩巫女が「300円のお釣りです」と何事も無かったかのようにお釣りを差し出したので、僕も全力で何事も無かったかのように受け取り、その場を去りました。
「巫女さんがあんまりヤバいって言わない方がいいよ」と言いそうになりましたがグッと堪えました。我ながら実に大人な対応です。
神社を出てトボトボ歩きながら僕は思いました。
きっとあの巫女さんが今年の僕の「ヤバい」を引き受けてくれたに違いない。
そうだそうだ、そういうことにしよう。
ありがとう、後輩巫女。
今年の貴女に幸あれ。
そして、
それ以上に僕に幸あれ。
2024年もよろしくお願いいたします。
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