海外旅行の思い出、リヒテンシュタイン

五年前位?28歳ごろヨーロッパ8カ国位を一か月かけてまわった

確か10月頃

列車でスイスに行き、世界で二番目に小さい国リヒテンシュタインに切手と入国スタンプ目的で行った

物価はスイス並みに高く長居できない事はわかっていた為、一日のみ、散策と城を見に行った

散策中王族の集合写真絵葉書を買ったがみんなラフなジーパン等で驚いた。

しかし、これからさらに驚くことがあった

城には町から歩いて行ったが、現在もそちらに住まれているとのことで当然入り口で門番に門前払いを食らった。渋々帰り道を歩き始めると前にリュック姿のジーパンの青年がいたので、拙い英語で入れない旨を伝えたが、サンキューとだけ言って城に向かったので、まぁ入り口だけでも見たいのだろうと歩き出した。

しかし坂の折り返し地点でチラと上を見上げると青年はそのまま中に入っていった

驚くことに私はフランス語もロマンシュ語もわからないがはっきりと聞き取れたのだ

「お帰りなさい、王子」

と言う門番の声を

めちゃくちゃ後悔した、もっと化粧したりちゃんと話し掛けとけばよかったなんて考えが頭をチラと駆け抜けたが、まぁ無理でしょうからいい思い出としてとっておく事にする

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