憧れ

皆さん、憧れの人っていましたか。今でも誰かに憧れているって方もいるかもしれませんね。ミュージシャンの間では「尊敬するアーティストは誰?」って聞いたり聞かれたりすることも多いです。

僕の場合、昔からそうなんですが、「憧れる作品」とかはあっても「憧れの人」ってあんまりいないんですよね。ただ全く 0 というわけではなくて、時期によって、例えば「音楽の先生」・「研究室の先輩」・「会社の上司」だったりするんですが、いずれも身近な人でした。小中学校のクラスの自己紹介とか、尊敬する人の欄に「兄」って書いてましたね。

きっと「この人に認められたい」っていう気持ちが強かったから、その人への興味も強かったんじゃないかなって想像しています。兄はめちゃくちゃ怖かったけど、めちゃくちゃ優秀だったし。

30 過ぎてもなお、幼少の頃から変わらず自分の殻に閉じこもって一人で考えをこねくり回すのが好きなところは変わらないし、興味の対象が自分のことばっかりで嫌になったりもします。また、これが良いことなのか悪いことなのかわかりませんが、歳を重ねるごとに「変わろうともがく元気」が失くなっていって、変われない自分とどう付き合っていくかということにエネルギーを注ぐようになったなと感じます。

幼い頃、「もっと他人に興味を持ちなさい」みたいなことを母親から言われたような朧気な記憶があります。「小説を読んで他人の気持ちをわかるようになりなさい」みたいなこともよく言われましたね。でも文字読むの苦手なんだよね…すぐ関係ないこと考えちゃって目が滑っていくばかりで。

なんかもう「お前は一生一人遊びして生きていくしかないんだよ」っていう現実を突き付けられているような気がして、結構キツいなあ。note の 4 番目の記事に書く内容じゃない気もするけど…。なんかもう「パートナーを見つけたい」って願いすら「自己愛」に思えて、これはもはや呪いだなって。

…次はぜったい楽しいこと書くぞ。

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