Slackを利用したTableau DATA Saberの効率的な進め方をシェアする
まえがき
はじめまして。Crazy.Fと申します。
私はIT企業においてアプリの企画・デザイナーとして勤務しています。私は現在(2023年1月)、Tableau Saber認定プログラムに取り組んでおり、このnoteではTableauのプチテクニックやポイントをシェア出来ればということで始めさせていただきました。
DataSaberプログラムのとはなんぞや?の前に、軽い自己紹介とTableauの紹介をさせていただきます。
自己紹介
Tableauを触り始めてから2年程経ちました。当初は、データ?可視化?BIツールって何?という状態で、そんなものデザイナーに関係あるの?と思っておりましたが、デザイナーだからこそ可視化テクニックや定石がすんなりと理解出来、応用しやすいという面があるというのを感じております。
Tableauはマウス操作だけで簡単に集計レポートを作成することができ、あらゆる角度から「素早くきれいなダッシュボード」を作ることができる「セルフサービス型のBIツール」です。
私は一通りTableauの機能については社内の学習プログラム(社内段位プログラム)において全コースを完遂しておりましたが、いざ「このような可視化をしたいんだけど」といったオーダーにはまだまだ応えることが出来ないレベルであったため、この度自身の更なるスキルアップのためTableau Saber認定プログラムにチャレンジすることにしました。
Tableau Saberとは何か
詳しくはこちらのサイトをご参考いただくと良いですが、簡単に言いますと、Tableau Saber認定プログラムは、およそ3ヶ月の間に、Tableauで世の中の様々な分析案件を可視化するスキルを身につけ、それを他者にシェアするというプログラムで、一連のプログラムは技術課題の提出と、プログラム参加中の活動内容をもって最終的に合否を判定されるというものです。
Tableau DATA Saberの進め方
今回私の社内にて、同時期にDATA Saberにチャレンジしているメンバーは10名強いました。もちろんメンバーによって課題の進捗度合いは全く異なりますし、やり良い進行方法も違うかと思います。しかし、自分が進めている課題や進捗をどうやって進行/管理をしているかに関しての記事やTipsはあまりなかったことと、今回私が実施した進行/管理方法がなかなか進めやすいものだったため、下記に記載します。
Slackを利用したワケ
各技術課題は1〜10まで順番に合格するとは限らず、何度も提出して初めて合格になるものがあります。更に、各技術課題内の各設問において、ひとつでも誤りがあった場合は不合格で返されてしまいます。
つまり各技術課題内の設問のどこが確度高く正解で、確度が低く不正解になっていそうかというのを個人個人が管理しなければ、いつまで経っても同じ問題でミスして不合格で返されてしまうため、各技術課題とその中の各設問がどういうステータスで理解が進んでいるのかを管理したいと考えました。
また私は業務でSlack内でDATA Saberの師匠と繋がっていることもあり、複数ツールを使うより一元化した方が便利そうだと感じたため、Slackの利用を決めました。
個人DMにスレッドを立てる
技術課題は全部で10個あるので、10個分のスレッドを立てます。面倒なようでも、各技術課題のスレッドトップにはあらかじめ
目標期限
回答フォーム
KTさん資料
参考
要復習
の5つの項目を箇条書き出来るベースを用意し、更に目標期限、回答フォーム、KTさん資料に関しては埋めてしまいましょう。
こうすることで、不合格になる度にDATA Saberのサイト内の資料リンクと回答フォームのリンクを探し出して・・・という手間を省くことができます。
進行中の技術課題をピン留めする
こうすることで、現在実施している技術課題に関する資料へのアクセスが非常に効率化されます。
勉強を進めていく上で参考にした資料などを適宜スレッドトップに追記
基本的にはどの技術課題も、DataSaberプログラムの生みの親であるKTさんがYoutubeに解説動画をアップしてくださっています。しかし、時に補足情報としてそれ以外の文献資料を参考してはじめて解ける問題があるため、後の復習の効率化のために参考になった資料はスレッドトップにリンクを追記しておくと良いでしょう。
技術課題内各設問の正確度(自信あり度)をスタンプなどで表現する
個人的にはこの方法はかなり有用だったと感じております。KTさんの解説動画を見て、正解の確度が高いものにはOK、不正解で返される可能性があるものには不安スタンプを押しました。
こうすることで、のちに提出した技術課題が不正解で帰ってきた場合の次の手札として、不安スタンプが押されたものの解答を修正し直し、即座に再提出することができます。
提出した技術課題のリンクをスレッドに貼る
技術課題の提出はGoogleフォームが利用されていまして、設問を解き、「送信」ボタンを押してから出てくる「正解度を表示」ボタンをクリックして発行されるリンクをコピーし、スレッドに添付します。
単純に何月何日に提出した回答がなんだったかを保存するという目的もありますが、技術課題はチェックしなければいけない項目が多く、意図せず不正解の項目を選択してしまったりするので、なるべく前回提出して不合格になった回答と今回新たに提出しようと思っている回答を横並びのウィンドウにおいた上で、チェックを入れていくのがマークチェックの凡ミスが起こらず良いと思います。
合格になった技術課題のスレッドはピン留めを外す
こちらはタイトルの通り&個人によると思いますが、私は合格したスレッドはピン留めを外して、今挑戦している技術課題に集中できるようにスレッドの整理を実施しました。
最後に
DATA Saberプログラムは、技術課題もですが、コミュニティー活動と分析案件呼ばれるものにおいても期間内にポイントを獲得し、合格点に到達しなければなりません。
そのため、それらの進捗管理も上記に記載したような形でスレッド立てし、各種資料をDM内にまとめておくと便利かと思います。
以上、Slackを利用したTableau DATA Saberの効率的な進め方をシェアでした。これからDATA Saberに取り組まれる方は、ぜひご参考いただけると幸いです。
Crazy.F
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