今日一日の全てが役に立つ。

先日、あるお客さんとの訪問に、職場の盟友のYさんとグリーン車で昼食を取りながらお話をしたことは、「日々やっていることが、全て後日の仕事に繋がっている感覚があり、無駄なことは一つもない」ということだった。
取り組んだ仕事が、成功したりインパクトを残すこともあれば、形にならないチャレンジに終わることもあるが、それも含めて、形に繋がっているという感覚を二人で共有した。
ずっと、「仕事の神様」のようなものがいて、日々を一生懸命過ごしていることへの取り計らいなのかな、と勝手にスピリッチュアルっぽい考え方をしていたけれど、よくよく考えてみるとちょっと違うような気もしてきた。
つまり、
①今やっていることは価値創出に本質的に良いインパクトを与えうる筋の良い仕事や経験の蓄積である、
②他方で、すぐに役に立つ(次の仕事に繋がる)ということは、本来はもっと早くに経験したり身につけておくべきものだった、
③それでもなお、やはり良い筋のことをやっているのだから、日々においては出し惜しみせず全力投球で目の前の仕事に集中して取り組んで失敗や敗北も含めて全てを糧にするつもりで前向きに頑張ろう、
という3つのことなのかな、と考え直した。
いずれにしても、純粋に価値の創出に向き合うことができている日々というのは有難いことだ。主体的な意思・方向感を持ちつつ、全力投球の日々を積み重ねていけば、目指している高み乃至はそれに近いところに辿り着けるような感覚は持てているのは、悪くない状態だと思う。

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