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私が新聞記者を辞めるまで。

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新人新聞記者時代の、いろんな阿鼻叫喚なできごとをまとめました。
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#ビジネス

デスクに戦力外通告された話<#9>

勤務中にデスクからの電話で過呼吸になり、自分が担当している警察署に救急車を呼ぶという、前…

運転中に過呼吸になって救急車で運ばれた話:後編<#8>

前編<#7>のお話 地方新聞記者1年目、最もタフと言われる警察班ことサツ担に配属。 毎朝毎…

デスクからの電話で過呼吸になって救急車で運ばれた話:前編<#7>

ゆとり・ポンコツ・ヘタレな新聞記者1年目の阿鼻叫喚な日記を、数回にわたって書いてきました…

サツ担の先輩の無慈悲な言葉に心折れた話<#6>

新聞社の内部って、人狼ゲームだよね。 誰を信じたら良いのかマジでわからなかった。 「年が…

ペーパーなのに山道走ってブレーキ効かなくなって死を覚悟した話<#3>

新聞社に入社して間もなく1カ月。 初めての休日出番で、しかも強面のキャップと2人だし肩の力…

デスクに「俺は上司に人格否定されて育てられたんだ」と言われた話<#2>

新聞社に入社して2週間。 新人研修を終えて、社会部の警察担当に配属になった。 やっと記者と…

新入社員懇親会でのスピーチを社長に全否定された話<#1>

新聞社に入社して1週間。 たぶん、この日が初めて、記者になって初めて、泣きながら家路についた日。 ついこの間まで春休みで、社会人の自覚もない、もちろん新聞記者になったという自覚もない状態の私とって、心に唯一持てる自信といえば「大学で学んできたこと」だけだった。 記者になりたくて、なりたくてなりたくてたまらなくて、やっとつかんだ内定だった(まあ第一志望の新聞社ではないが)。 同期の中で誰よりも絶対ジャーナリズムについて学んでただろうし、時事にも詳しい自負があった。 そんな