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2024.06.15

 職場の総会のあとシンガポール料理を食べながら酒を飲み、終電で帰宅した。
 午前1時前に家の玄関のドアを開けると、ちょうど娘が中途覚醒したところだった。まさかまさかの、それから3時半過ぎまで寝ないという事態。オールさせられるなんて聞いてない、分かっていたら酒なんか飲まなかった……と、何を呪えば良いのか分からない状態になりながら、早朝にようやく眠りにつくことができた。

 目が覚めたのは9時半ごろだった。休みだった夫が、息子を公園に連れて行っていて、家の中は静かだった。ほぼ同時に目覚めた娘とのんびりと朝食を摂り、いつもは息子が占領しているTVの大画面でYouTube(童謡)を観ながら過ごした。
 ぼんやりと、「今日のテレッテレー(旧Twitter「X」上のオンライン創作会)は参加できないな」と思った。

 昼過ぎに息子たちが帰宅して、まだ寝足りない私に夫が「今度は(私から離れない)娘を外に連れて行くから、もう一度寝てきなよ」と言ってくれた。お言葉に甘えて寝て、次に起きたのは18時半だった。隣で帰宅した娘が寝ていて、夫は遊びに行っていて留守だった。息子は大画面でYouTubeを楽しんでいた。

 夫は、その辺のイクメン気取りの男(架空の人物)よりもよっぽどよくやってくれている。それはそれとして、前々からスケジュールを空けて夫にシフト調整までしてもらったのに「テレッテレー」に参加できなかったことが、無念でならない。子どもたちは外で遊べて、夫も予定通り夕方に遊びに行けたのに、なんで私だけ、私だけ……!
 期待が外れたときの悲しさが嫌なら、初めから期待してはいけないのか、なんてことを、久しぶりに思った。

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