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2024.05.20

 文フリ翌日にも拘らず、早番をして残業もした。もともと予定してあったもので、子どもたちのことは夫に頼んであった。
 昨年度の書類をまとめていく作業を上司2人と一緒にやったのだが、私の作成した部分がやたらきちんとしていて安心感すらあった。「自画自賛なんっすけど……」と前置きした上で上司にその旨を話すと、「そうなんです、梔子さんが作ったものは取りこぼしがひとつもありませんでした」とのこと。新人だった頃に教わったことを変わらず続けてきただけなのだが、「さすが私」と鼻高々だった。
 先日の職員全体の飲み会のときに、私との関わりの少ない上司たちが「梔子さんの評価が年々上がってるんだよね」と話していたことの根拠が、少し見えた気がした。

 残業を終えたあと、上司たちと食事をして帰った。娘の寝ぐずりなどが心配だったが、食事中に夫から寝かしつけまで完了したとLINEがあったので、それ以降は何も気にしないで飲んだり食べたりできた。

 今日1日、隙があれば「文学フリマで買った本」のタグ検索をしていたが、私の本が全然見つからなかった。どこに行ったの私の本、という疑問を通り越して、「あの頒布は……幻だった……???」という心境にまで到達している。
 来場者数やサークル数から考えると、そのタグ検索からたった十数冊の自分の本を探し出すのは至難の業かもしれない。しかし、特に初めて会った方には改めてお礼を言えればと思っているので、できれば捜し出したいと思っている。

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