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2024.08.11
息子が平熱であることを確認して、長野に旅立った。
長野へ向かう道中、上野で娘がパンクなファッションのお姉さんにぶつかりそうになってしまった。私が謝ると「いいですよ〜」と爽やかに返してくれ、連れのカジュアルファッションのお姉さんは振り向きざまに娘を「かわいい〜」と言ってくれた。子連れに優しくない世の中(旧Twitter「X」の見過ぎかもしれない)ゆえ、こう言ってもらえるとほっとするものである。
軽井沢で新幹線を降りたら、強い日差しとは裏腹に風がとても涼しくて驚いた。さすが避暑地である。
義実家との付き合い方というか距離感が未だに掴めていない。こちらの世話を焼きたいのか手伝ってほしいのか。私は子どもたち(特に「ママ以外認めん」の娘)の世話にかかりっきりなのでなんとなく「世話を焼いてもらう方」に舵を切っているが、あとから、あるいは裏でどう思われているかは分からない。
夜、夫の友人家族と食事をした。昼寝をしそびれ疲れた息子が、家を出るタイミングで急に「行かない」と言いだして留守番することになったが、娘は私についてきた。
友人家族には娘と同い年の娘さんがいる。今日はその子が積極的にこちらへ近寄ってきてくれたものの、人見知りのうちの娘が警戒してしまってなかなか仲良くなれなかった。別れ際にようやく「バイバイ」のハイタッチができた。
人見知りはほぼないけど偏食の息子、人見知りは激しいけど何でも食べる娘。一長一短だね、なんて話を夫とした。
夜、疲れているはずの娘は予想通りいつもとは違う環境下でなかなか寝付けずにいる。「眠くて限界だけどママともっと一緒にいたいから寝まいとしてるんじゃない?」と義母が言った。言われてみればたしかに、日頃からそんな動きをしているようにも見える。