『バスケット:青空:』
もうひとつの
太陽が
もうひとりの
友人と共に水浴する
:青空1: … … … 前夜祭、
を、
詰める、
封筒、
:青空2: … … … 重力、
への、
免疫系、
を、
備えた、
身軽な
細胞膜、
:青空3: … … … たとえ、
幻、
だと、
しても、
幻、
だけ、
が、
持つことの
できる、
大いなる
寛容、
:青空4: … … … バッハの
永
久
演
奏
を、
写しとる
手漉き
和紙の
スコア、
:青空5: … … …
懐
疑 へ
の
冒
険
を
激
励
す
る
稀薄極まる切れ切れの霧、
… … … …
もし楽園[niərvɑ'ːnɑ]、
というものがあるとすれば
そこでは
もうひとつの
天国[teŋ-goku]と
煉獄[reŋ-goku]でさえもが
もうひとりの採取者の
籠[bǽskit]の中で
増殖しはじめているだろう
:青空6:
… … …
一瞬
ごと
に
一瞬
に
接近
し
ようとする跳びとそよぎの近似値、
:青空7: … … …
時空、
と、
いう
切り離し、
得ない
硬貨
:の:
表裏
:を:
撫でる
宇宙牛
:の:
逞しい、
尻尾、
:青空8: … … …
この身体をほどいて
枝に巻きつけよう、
もしそこに森があるなら、
:青空9: … … …
静かに揺れているのか
いないのか、
われわれの感情を
計測する
:水準器:
ときおり、
水蒸気の
:滞留:
や、
耐えきれず
水滴へと化した
:粒々:
を
振りまきながら、
:青空10:
… … …
詩魂の
揮発を
抱きとめる
比類なき
ライ麦
キャッチャー、
… … … …
、椅子から立ち上がり
、歴代の諸世紀は
、恭しい
、お辞儀をする
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