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余白と白の違い、それはむきたてのゆでたまごと豆腐くらいに違う(笑。

最近、自分のかつて書いた散文詩を
散らし書きにするという実験をやっていたのだが、

やっているうちに
「この、行分けして空いてる余白の部分って

同一の文字で埋まっていたらどんな感じがするんだろう」
なんていう疑問が湧いてきた。

どんな感じがするか?
じゃ、やってみりゃーいーじゃんw

ということで、やってみました。
それが、これよ。

で、
やってみた結果なんだけど、

これさー、
自分の手元にあるときと

アップして、
他人のように読むときと

いっしょだったね。
感想は、

「おい、白、おめー、邪魔だよw」だった。
いちおー、漢字で埋めたけど

かきわけて進むべき障害物に見えるね。
で、文字のはいっていない空間、

それは、もはや余白ではなくなって
自由な空間、

のびのびとしてそこでなにをしてもいいような、
魂だけになって散策している宇宙のような

愛しさで許容されている空間のように感じた。
で、つるっつるっとしていて

むきたて新鮮なゆでたまごの肌みたいに
感じられた。

ああ、そういうことね。
均質に広がる茫漠とした幾何学的な空域に物体を布置するのではなく、

むきたてのゆでたまごの肌に
つまようじを刺すみたいに言葉を置けばいいのね。

そういうことか。
わかった、

気がする。
あっざーす、って

誰にいってんの(笑。




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