アルファ実験教室:4年生1回目テスト解説メモ
1. 燃焼と空気成分の変化
元の空気の成分: 窒素が最も多く約78%、次に酸素が約21%、アルゴンが0.9%、二酸化炭素が0.04%と説明されています。
燃焼後の空気の変化: ろうそくを燃やした後、二酸化炭素の割合が約4%に増加し、酸素の割合が約17%に減少します。その他の成分(窒素やアルゴン)は変化しません。
2. 石灰水と二酸化炭素の反応
石灰水の実験: 燃焼後の空気を石灰水に入れると、石灰水が白く濁ることから、燃焼によって二酸化炭素が増加したことが確認できます。
3. 空気の流れと燃焼
筒の口を半分開けた状態: 筒の一部が開いている状態では、新しい空気の流入と古い空気の流出が妨げられ、ろうそくの燃焼が継続できなくなります。
筒に隙間がある状態: 土の下に隙間がある場合(例: Cの状態)、空気の入り口と出口ができ、ろうそくが燃え続けることができます。これは、温められた空気が上昇し、冷たい空気が下から入ってくることによる空気の循環によります。
4. 空気の流れを調べる実験
実験方法: 火の付いた煙草(または別の燃焼源)で煙の動きを観察することで、空気の流れを調べることができます。
5. 実験の注意点と条件
酸素の測定や燃焼実験を行う際の安全対策や正確な測定方法についても言及されています。特に、測定器具の正しい取り扱いや、反応後の待機時間、測定器具の保護についての指示が含まれています。
この授業では、燃焼に関連する化学反応、空気の成分とその変化、そして燃焼を支える物理的条件(空気の流れ)について学び、理科の基本的な実験技術と科学的な観察方法を理解しています。