市民に厳しく、職員に優しい石丸市政
【ブログ更新日】2022-05-20 19:46:11
先日、市の職員から、「市役所の開庁時間が9時になるんです」という話を聞きました。
市役所の執務時間は、「安芸高田市の執務時間を定める規則」によって、8時30分から17時15分までと定められています。
市民は、これまで執務時間内であれば行政サービスを受けることが出来ましたが、これからは、職員は出勤していても、9時の開庁を待たないと受けられないことになります。
職員は8時30分までには来ていますので、9時まで何をするのでしょうか。
国の制度がどうなっているか調べたところ、人事院が定める勤務時間は、「基本的に官庁の執務時間(8時30分から17時15分まで)に行政サービスが出来るよう勤務時間を設定する」となっています。
つまり、行政サービスをするために準備が必要な機関は別にして、原則として8時30分には行政サービスを開始すると言っているのです。
安芸高田市においては、行政サービスをするために30分も準備が必要な部署があるのでしょうか。
私の経験では、あるとはとても思えません。
安芸高田市では、職員の勤務条件を緩和しなければいけないほど、ハードな労働環境にあるのでしょうか。
私の経験では、時期的には一部ありますが、全体としてあるとはとても思えません。
職員の労働条件の改善をしないと、職員に応募がないほど、安芸高田市は雇用環境が厳しいのでしょうか。
応募状況から見て、こういうことはありません。
職員の労働環境を改善するよう、市民からの意見でもあったのでしょうか。
私の経験からも、とてもあるようには思えません。
そうです、安芸高田市には、行政サービスを犠牲にしてまで、開庁時間を遅らせなければいけない要素は全くありません。
しかも、市民への行政サービスに関わることが、議会や市民へ一片の説明もなく、行われようとしています。
市民を全く無視した所業だといわざるを得ません。
「市民を馬鹿にするのもいい加減にしろ」と怒鳴りたくなります。
市長は、職員に「理解ある最高の上司」の姿を演じているつもりなのでしょう。
しかし、施設や事業が打ち切られ、途方にくれる市民の姿は、市長には見えないのでしょうか。
一片の紙切れで、公有住宅から追い出される市民の姿は、市長には見えないのでしょうか。
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