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市広報紙7月号「市政の動き」 読後感

【ブログ更新日】2022-06-24 17:30:49

市の広報誌7月号が発行されました。

「市政の動き」には、「議員定数半減条例」提案理由が載っていました。

紙面の大部分は、今回の騒動の正当性を、主張したものですが、最後に次のようにまとめています。

誤解のないよう断っておけば、今回の議員定数の削減はあくまで議会の主張が矛盾していることを示すための手段です。

一方的な提案が正しいとは考えておらず、前号で述べたとおり、対話こそ二元代表制のあるべき姿との認識です。

ネットでは「自治体改革の旗手」の如く持ち上げられていましたが、何のことはない、当の本人は、最初からやる気も実現出来るとも思っていなかったことが明らかになりました。

また、今回の提案は、副市長定数の削減に対する「意趣返しでしかなかった」こと、「議案の提出」ということを、「主張の正当性を証明する手段として使った」ことを吐露しています。

「市長が議案として議会に提出する」という重みを、全くわかっていないようです。自分の感情に任せ、自己主張を通すために議会を利用する、議会や市民をバカにしているとしか言いようがありません。

全く、人騒がせにも程があります。


昔から、議場は「神聖な」という枕詞を付けて呼んでいました。

これは、宗教的な意味ではなく、「市民の権利、財産、生活等」に関わることを決める場ですから、首長や議員は襟を正して臨まなければいけないとされてきたのです。


大うそをでっち上げて人権侵害をする、議長に対して暴言を吐く、上から目線で答弁する市長に、「対話こそ二元代表制のあるべき姿との認識」の欠片も見えないのは、私だけでしょうか。


市長は、先日の記者会見で「言葉は吟味して使っている」と見得を切りました。

これからは、「言葉に実態を持たせてもらいたい」ものです。

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