新訳○○(任意)太郎

 昔々ある深宇宙超空洞にOld  great  SAN(以下おじ-さん)とOver Lord  Saint(以下おばーさん)が住んでおりました。
 おじーさんは多重積層次元耶麻に本拠をもつS・h・I・V・Aと決戦に赴き、おばーさんは輪廻転生される魂で形成される一本の流れ、通称「過輪」へ 古びた魂達を導き、洗浄するべく向かったのでした。

 おばーさんが過輪で魂の安寧と解脱の祈りを捧げていると、過輪の向こう(方向があればですが)から大きな物体と言うべきか実体と虚数存在が混沌としたモノがどんぶらこどんぶらこと流れてきたのです。
 おばーさんは訝しみました。物体には不安定な魂が封じられているようです。魂のI p アドレスには確かに「M o M o」と名前が振られています。断っておくと、あくまで「昔々」です。地球はまだ存在しません。
  おばーさんはこれを長らく時を経ても未だ釈迦牟尼仏へと至らぬ我等への新しい課題かと思い至り、回収するのでした。

【続く】

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