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元旦の地震。実家での私たちの対応と全国の主婦の対応の差から感じたこと

こんにちは。
おしるこです。
2024年は、不安な気持ちからのスタートとなりました。

能登半島の地震によって被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く安心して生活できる日が戻ることを、お祈りしています。



能登半島での地震が起きたとき、私は関東地方にある夫の実家に帰省していました。
15時くらいに到着して、居間で義父母と団らんしていたときのこと。観るともなくついていたテレビから地震速報が流れました。
「石川県で大きな地震だ」
「たしか、おととしくらいにもあったよね」
そんな会話をし「被害が大きくならないといいな」と思っていた矢先、大きな音で緊急地震速報が鳴り響きました。

この記事では、そのとき私たちがとった行動と、stand.fmでいつも配信を聴いている主婦の皆さんの対応の違いから感じたことについて、備忘録として記します。


夫の実家での私たちの行動

まず、関東と北陸はかなり離れているので石川県で起きた地震が関東にも及ぶことに驚きました。
そして、表現としてとても変ですが「地震くるの?本当にくるの?」という気持ちで、ただ待ちました。
しばらく経ったあと、速報のとおり横揺れがやってきました。性格な秒数は分かりませんが、体感として一分くらいに感じるほど長い揺れが続きました。
その間、私たちがとった行動はというと。
まず、夫と娘、義父はこたつにとどまっていました。
義母はキッチンにいて居間には来ようとせず、揺れが長引くと食器棚を抑え始めました。
私は、仏壇のすぐ近くにいたため、やはり揺れが長いと感じたときに仏壇に備えられている大きな花瓶を床におろしました。

地震がおさまったあとは
「この後、もっと大きな地震が来るのではないか?」
そんな不安を抱えながら、しばらくはNHKに釘付けになりました。
幸い、その後は関東では揺れを感じませんでしたが、次々になる緊急地震速報と津波警報、アナウンサーの方が最大級の緊急性を持って避難を呼びかける声を聞きながら
「これは東日本大震災並みのことが起きたのだろうか」
「なんで元旦に・・・」
といった思いが込み上げ、家族みんなでただただテレビを見ていました。

それが、私たちがとった地震のときの行動と対応でした。

防災意識に長けた主婦たちの行動

三が日を帰省先で過ごし都内の自宅に戻ったあと、私は元旦のまさに地震が起きたとき、ほかの人はどんな様子で過ごしたかが気になりました。
帰省先では参加できませんでしたが、まさに地震が起きたときにstand.fmでライブをしている配信者さんがいたので、アーカイブを聴いてみることに。
和やかだったライブは、地震で一気に緊張感と不安がめぐるものになっていました。人気配信者さんゆえ、全国各地のリスナーから住まいの地域の様子がコメントで寄せられているようでした。
そんななか「ケータイ充電しましょう」というコメントが読み上げられ、みなが賛同する様子が。

「ケータイを充電する」
その発想は、私にも私の家族にもないものでした。
けれど、もしあの後さらに大きな地震が発生したら停電になることもありえることで、ケータイはライフラインとして重要なアイテム。フル充電しておくという対応は必要だったなと思いました。

またライブではなく配信でしたが、防災関連の発信もされているぴょこぴょこぴさんが「地震が起きたとき玄関のドアを開けに行こうかと思ったが、すでにテーブル下に隠れている子どもたちの方へ行った」とおっしゃっていたのを聴いたとき、「あーそうだった!」と思いました。
地震の揺れで玄関ドアが開かなくなるという話は私も聴いたことがあり、東日本大震災のときは、大きく揺れる中、玄関ドアを開けに行っていたことを思い出しました。

ただテレビに釘付けになった私たちとは異なる、主婦たちの地震が起きたときの対応力に脱帽しました。

実家の問題点

地震後の対応の話とはズレてしまうのですが、今回義理の実家で地震を経験したことで、実家の問題点についても感じました。
義理の実家も私の実家も、非常に重厚な家具があります(宿泊するとき、私たち家族はその家具の近くで寝るので毎回不安にはなっています)。
特に私の実家には背の高い家具があり、また玄関に続く動線上に食器棚があるので、大きな地震がきたらかなりキケン。
本人たちは意識することもなく、私もたまに訪れては「大丈夫かな?」と思いつつ、そのままに。
親世代には「よい家具を所有しておきたい」という気持ちがあることも伝わってきます。
また、義理の実家は窓ガラスが非常に多いことも気になりました。

対応の違いから得た教訓と親世代に伝えたいこと

今回私は、地震が起きたときの自分の対応力の低さを感じました。
それと同時に、義父母と実の母の防災意識は、おそらく私以上に低いだろうということも認識しました。
先ほどあげた家具の配置についても感じます。
世代的にモノを多く買っておく習慣があるので、意識せずともローリングストックができているのは良いところかもしれませんが、私同様、地震が起きたら停電を念頭にスマホを充電しようという発想はないと思います。

どちらの親にも伝えておきたい地震が起きたときの対応。

防災意識の高い主婦たちのおかげで、次に地震が起きたときの対応を変える気づきになりました。


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