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vol.1 これで完璧!就活スケジュール

年明けからの就活必勝マニュアル vol.1


こんにちは!大学4年生のMisaです。私は3年生の5月から就活をはじめ、1月にある難関ベンチャー企業に内定をいただき、就活を終えました。現在は卒業研究をしながら、後輩の就活支援を行っています。

自身の就活や後輩の就活生支援での経験を生かして、困っている学生の助けになれたらと思い、「年明けからの就活必勝マニュアル」を書くことにしました。

今回の記事は第1弾!2021卒の就活スケジュール・就活に向けた準備や大切なポイントについてお話します。

22卒も注目!今後の就活スケジュール

就活スケジュール


就活スケジュールが、経団連が発表した「採用選考に関する方針の廃止」で、政府主導に切り替わったというニュースをご存知の方もいると思います。しかし、21卒は従来通り、会社説明会やエントリーなどは3月1日、面接や採用試験などの企業選考は6月1日、内定を出すのは10月1日が解禁日とされています。

「じゃあ影響はないの?」と思う方もいるかもしれませんが、採用の多様化が進み、インターン経由の採用・早期選考など独自のスケジュールで採用を進める企業も少なくないのです。実際に3月時点で1割、6月時点で7割の20卒学生が内定を持っていました。

そのため、事前に興味のある業界・企業を絞り込み、どのようなスケジュールで就活を進めるべきなのか把握することが必要です。これからの就活では、エントリー前の早めの準備が大切になるのです。

まだ間に合う年明けからの就活スケジュール

▶1-2月のスケジュール

1-2月は就活準備!3月に備えて自己分析・企業研究をしよう

3月以降は就活が本格化するため、企業探しや自己分析をする時間がとりにくいです。2月までに自己分析と企業研究などの就活準備をすませておくことが、就活を有利に進めるポイントです!

▶自己分析
私が就活をしてきた中で一番大切だと思ったのが自己分析です。様々な企業の説明会に行きましたが、どこも素敵に感じて、受けたい企業が絞れませんでした。しかし自己分析に立ち返ると、自分が働くうえで大切にしていることが明確になり、受ける企業も絞ることができました。

自己分析の手順
①過去の経験を振り返る。
②自分の強み・弱み、アピールポイントを把握する。
③深掘り、エピソードとしてまとめる。
④自分の価値観を元に合った企業を探す。

▶企業研究
自分の興味、能力、価値観を把握したら、どんな仕事があるのか、どんな仕事で自分の力が生かせるのかを明確にしましょう。
業界・企業規模・事業内容・経営方針・社風・福利厚生などは企業によってさまざまです。しっかりと自分が大切にするポイントの優先順位を考えましょう。

準備ポイント:
1人で進めず、他の人と協力して進めよう!
情報収集は1人では大変です。他の企業を受けた友達と話したり、OB訪問を利用して内定者の方とお話ししたり、工夫して情報収集を進めましょう。

▶3月のスケジュール

3月は就活本格化!興味を持った企業にエントリーし、説明会に参加しよう

3月1日に一斉に就活がスタートします。自己分析の結果をもとに、興味のある企業は全てエントリーしておきましょう。
ちなみに20卒学生の3月時点のエントリー企業数は平均17.3社です。

エントリー後はいよいよ選考が始まります。
最初の段階は説明選考会やES提出です。説明選考会は企業の詳細情報を知ることができるので、積極的に足を運びましょう。また、説明選考会の内容は企業によって異なるので、内容を把握して対策をすすめておきましょう。

▶ES提出
ES提出は自己分析でまとめた内容をつめこみ、次の選考に進むことを考えて作成する必要があります。

準備ポイント:
相手に読まれることを意識した文章を書こう
採用担当のもとには数万通のESが届きます。いくら内容が充実していても、読みやすい文章でなければ、読んでもらえません。

私が大切にしたことはこの3つです。

①最初に結論から伝える。
②文章が長くなりすぎないように、区切る。
③矛盾がないように書く。
面接でESの内容が聞かれることもあるので、嘘や矛盾は相手に悪い印象を与えてしまうこともあります。

▶4-5月のスケジュール

4-5月Webテスト・面接の選考の準備をしよう

ES通過後、Webテスト、面接と選考が進みます。どちらも事前の対策が必須です。また企業によっては特殊なWebテスト、面接を行うこともあるので、企業ごとの出題傾向や面接内容は調べておきましょう。

▶Webテスト
代表的なWebテストは「SPI」、「玉手箱」です。主に扱う問題は語彙や文章読解力を問う「言語」、計算力や論理思考力を問う「非言語」、そして性格の傾向を判断する「性格適正」のカテゴリーに分かれます。テストの種類や出題傾向を把握し、慣れるまで市販の本などで対策をしましょう。

▶面接
面接にはさまざまな種類があります。時間は30-60分ほど。数回の面接を経て、内定がもらえます。

【個人面接】面接官と学生1対1で行われる
【集団面接】面接官1-2人に対して学生2-5人で行われる
【グループディスカッション】グループで与えられたテーマについて議論
【プレゼンテーション】面接官に向かって学生がプレゼンテーションをする

準備ポイント:
学生生活で力を入れたことは徹底的に対策する
「学生生活で力を入れたことは何ですか?」という質問は面接で必ず聞かれるといっても過言ではありません。私は就活から1年たった今でも暗唱できるほど徹底的に対策しました。

経験談を面接官にうまく伝えるためには、

①事実だけでなく、自分の思いや考えたことを伝える
②企業の大切にしている価値観やよく使う言葉を引用する
② 最初に結論から伝える


この3点をやってみてください。きっと面接官にいい印象を与えることができます。

6月から内定がもらえる!納得できるまで就活を進めよう


面接を数回突破するといよいよ内定がもらえます。企業から内定をもらい、本人が承諾をすると就活が終了です。ただ、内定をもらっても、保留にして就活を継続することは可能です。内定を保留する場合、企業によっては期限を設けていることもあるためその点に注意して、納得がいくまで就活を続けましょう。

まとめ

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多くの企業の選考が年々早まっています。今のうちから準備することが大切です。早くから進めている就活生と比較し、焦ることもあると思います。最初は誰でも失敗します。強いメンタルをもって、地道にトライ&エラーを繰り返すことが就活における最適な方法です。焦らず計画を立てて、就活に挑みましょう。

今後もnoteで「21卒就活 完全マニュアル」を連載予定です。ぜひ参考にしてください!

Writer:Misa Shindo (Ritsumeikan University )

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