解るとは

「解るということはそれによって自分が変わるということでしょう」

たまたま見つけたこの記事からの抜粋なのですが、とても身に沁みる一言だった。ハッとさせられた。

僕はこれまで、多くのことを解ったつもりでいたことに気づいた。

解るということは、自己の変容で、解り合うということは、相互の変容だ。

その関係性の中で、熱的死を遂げないためにどうすればいいのか。動的平衡を保っていくために大切なことは何か。考えさせられる良いきっかけになった。

変わらないために、変わる。自然と増大していくエントロピーを系外に捨てるために。これはきっと、創作者としても大事な態度だ。社会や、世界と、解り合うために、僕は何かを書こうとしているのかもしれない。

福岡先生の著作、Kindleにあんまり無いので本を買おうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?