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プロレスリング・ノア「N-1ビクトリー」優勝者はこの人!

 今回はプロレスの話です!プロレスリング・ノアのシングルリーグ戦「N-1ビクトリー」があす6日に開幕します!

 新日本プロレスのG1クライマックスと同様、リーグ戦でシングル王者を決める大会ですね!

2010年から2018年までは「グローバルリーグ」の名称で開催され、翌2019年から現在の大会名に改称されました!

 今年の大会には16選手がエントリー!8人ずつがA・Bの2ブロックに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、両ブロック1位の選手が9月3日のエディオンアリーナ大阪大会で優勝決定戦に臨みます!

 今回はこのN-1ビクトリー2023の優勝者を予想したいと思います!

 予想は7月10日にアップしたG1クライマックスの予想日記と同じようなアプローチで、消去法で絞り込んでいきます!

今年のG1クライマックスを制するのはこの選手だ!|素人ジョシは思うのでした! (note.com)

【出場16選手は?】
 まずは今大会にエントリーする16選手の紹介です!

Aブロック
ジェイク・リー

(初出場)
拳王
(5年連続5回目)
マサ北宮
(5年連続5回目)
ジャック・モリス
(2年連続2回目)
稲村愛輝
(3年ぶり2回目)
ティモシー・サッチャー
(初出場)
アダム・ブルックス
(初出場)
吉岡勇紀
(初出場)

Bブロック
潮崎 豪

(2年連続4回目)
中嶋勝彦
(5年連続5回目)
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
(2年連続3回目)
征矢 学
(2年ぶり3回目)
稲葉大樹
(2年ぶり2回目)
サクソン・ハックリー
(初出場)
ランス・アノアイ
(初出場)
安齊勇馬
(初出場)

 以上の16選手です!

【❶現王者は優勝しない!
 まず前提として、このN-1ビクトリーの優勝者は大会後にGHCヘビー級王者に挑戦するのが自然な流れですよね!

 現王座はジェイク・リー選手が保持しているため、このジェイク選手に挑戦する選手を決める大会になると考えるのが妥当です!

 そうなると、優勝者の挑戦を受ける側になるジェイク選手は、真っ先に優勝候補から除外せざるを得ないでしょう!

 前身のグローバルリーグが2010年に初開催されて以降、昨年まで13年連続で大会が開催されていますが、過去の全13大会で開幕時にGHCヘビー級王座を保持する選手が優勝した例は……

なんと!一度もありません!

 ということは過去の実績からも、現王者ジェイク選手は優勝しない!と判断してよいでしょう!まずはジェイク選手を優勝候補から除外します!

【❷現王者と同組の選手は優勝しない!
 上記の通り、優勝者は大会後にGHCヘビー級選手権に挑戦することになります!過去13回の大会でも、全ての優勝者は大会後に王座挑戦の機会を得ています!

 ではAブロックとBブロック、どちらから優勝者が出るのがふさわしいでしょう?

 やはり現王者とは別ブロックから優勝者が出た方がいいですよね!

 なぜなら、王者と同ブロックの選手が優勝してしまうと、直後の王座挑戦が短期間での再戦になってしまうからです!短期間で同じカードが続いては、新鮮味がないですもんね!

 ちなみに、過去の13大会で王者と同組の選手が優勝したケースは以下の4例あります。

2011年(優勝・森嶋猛、王者・潮崎豪)
2012年(優勝・KENTA、王者・森嶋猛)
2016年(優勝・鈴木みのる、王者・中嶋勝彦)
2018年(優勝・清宮海斗、王者・杉浦貴)

 ただし、以上の4例は全て「グローバルリーグ」時代のものであり、大会が「N-1ビクトリー」に一新されてからは一度もありません!やはり王者と同組の選手は優勝しないと考えてよいでしょう!

 今回、王者のジェイク選手はAブロックに入っていますので、Aブロックの全選手を優勝候補から除外することとします!

【❸リーグ最終戦を見る
 Aブロックの8人を優勝候補から消し、Bブロックの8人に絞り込みました!

 次に注目すべきはリーグ最終戦のカードです!

リーグ最終戦は誰がリーグ1位となって優勝決定戦へ駒を進めるのか、注目の一日となりますよね!当然ながら最終戦には手に汗握るような好カードが用意されているはずです!勝った方が優勝決定戦進出となるようなカードが待っているはずです!

 では8月27日のカルッツかわさき大会で行われるBブロック最終戦のカードを見てみましょう!

潮崎豪vs中嶋勝彦
征矢学vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
稲葉大樹vsランス・アノアイ
サクソン・ハックリーvs安齊勇馬

 以上の4カードなのですが、この中で注目カードはいったいどのカードでしょう⁉

 な~んて言うまでもないですよね!誰がどう見ても潮崎選手vs中嶋選手が他の3カードに比べて圧倒的に注目度が高いでしょう!

 だってBブロックの8人の中で、GHCヘビー級王者の経験があるのは潮崎選手と中嶋選手の2人だけですもんね!

 潮崎選手は歴代最多となる5回、中嶋選手は2回戴冠しています!対して他の6人には同王者の経験がありません!

 ちなみに過去の全13大会でGHCヘビー級王者を未経験の選手が優勝したケースは以下の4例あります。

2012年=KENTA
2013年=永田裕志
2017年=拳王
2018年=清宮海斗

 ただし、以上の4例は全て「グローバルリーグ」時代のものであり、大会が「N-1ビクトリー」に刷新されて以降は一度もありません!

 やはりGHCヘビー級王者未経験の選手は優勝しないと判断してよいでしょう!よってBブロック8人の中で、同王者未経験の6人は優勝候補から除外します!

 もう、どう見ても潮崎選手か中嶋選手のどちらかですよね!8.27川崎大会で行われる潮崎選手vs中嶋選手というリーグ戦屈指の好カードは、「勝った方が優勝決定戦進出」という条件下で迎えることになるはずです!

【❹王者とのシングル対戦歴
 さあ!優勝候補は2人に絞られました!優勝するのは潮崎選手と中嶋選手、いったいどちらでしょう⁉

 最後に比較すべきは王者戦の経験です!

 現GHCヘビー級王者のジェイク選手は昨年末まで全日本プロレスに所属。年明けの今年1月から主戦場をノアへと移しています!

 そして3月19日の横浜武道館大会でGHCヘビー級王座に初挑戦。清宮選手を下して同王座を初戴冠しました!

 上記の通り、ジェイク選手はノアに参戦するようになってから8カ月ほどしか経っておらず、ノア参戦後にシングルマッチは5試合しか行っていません。

ジェイク選手のノア参戦後のシングルマッチは以下の5試合です!
1.8後楽園ホール=vs稲村愛輝
3.19横浜武道館=vs清宮海斗
4,16ゼビオアリーナ仙台=vs中嶋勝彦
5.4両国国技館=vs丸藤正道
6.17名古屋国際会議場=vs杉浦貴

※全てジェイク選手の勝利。稲村戦以外の4試合はGHCヘビー級選手権

 優勝候補に残る2選手との対戦では、既に中嶋選手とは4月16日の仙台大会でシングル対決を済ませています! GHCヘビー級選手権の初防衛戦として対戦し、ジェイク選手が勝利を収めています!

 そうなんです!中嶋選手は既にジェイク選手に挑戦したばかりなんですよね!このN-1ビクトリーを制して王座に挑戦するとなると、短期間での再戦となってしまいます!

 N-1ビクトリー優勝者の王座挑戦はジェイク選手にとって4度目の防衛戦となる予定ですが、初防衛戦の相手が4度目の防衛戦で早くも再挑戦というのは、リベンジのチャンスが早すぎる気がしますよね!

 対して潮崎選手はと言いますと……まだジェイク選手がノアに参戦して以降、シングルでの対戦はありません

 潮崎選手の場合は昨年9月から負傷欠場を続け、5月4日の両国大会で戦線復帰したばかりとあって、ジェイク選手とはシングルマッチを組まれる機会がないまま現在に至っています!

 そうなると……もうお分かりですね!

8.27川崎のリーグ最終戦で中嶋選手を下して優勝決定戦進出を果たし!

そして9.3大阪の優勝決定戦でAブロック1位選手(おそらく拳王選手でしょう)を下し!

潮崎豪選手!復活を飾る悲願のN-1ビクトリー初優勝〜!

1年ぶりの王座復帰を目指し、GHCヘビー級王者ジェイク選手に挑戦~!

 もう~このストーリーで間違いナシでしょう~!

と、素人ジョシは思うのでした!


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