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8/27:2019年の到来を予言した?!1985年に私が考え付いた小説のあらすじ…最近思い出しました(ずっと忘れてた)同時に【プチJKジャーナル特集】です

先ずは、【プチJKジャーナル特集】から。↓

我らがJKさんが号外を出してくれましたよ!無料で!

藤原直哉先生は、「今、悪党がパンツを脱がされてる」という表現をよく
使用なさってますが……

我らがJKさんが!また!やつらのパンツを脱がせた…!という事…!

さて、そんなJKさんの出生は…

「JKさんの祖父さんは、ナチスに反抗し祖国ドイツを追われた人物らしい」
「アメリカに渡り米軍上層部に収まったらしい」
これを聞いてわたしは、
「かっこいい!まるで小説のようですね」と…ご本人に対して言った記憶があります…

さてここからが、当時子供だったわたしが1985年に思い立ち、子供なりに
書こうと奮闘した一つの小説の話になります。

1985年…

当時もちろん、プラザ合意の意味なんて分かってませんでしたし、
123便が事故ではなく撃墜されたという事件だなんて想像もしませんでした。
それでも…確かに何かが、特別な年でした。1985年。
理由は分からないけど「特別な年なんだな」って、感じて納得してました。

そしてその頃、ハマってたのが落合信彦のスパイ小説で、「スパイが出て来る小説書きたい(`・ω・´)シャキーン」と、思い立ったんでした。誠に唐突に。
同時に、

砂漠の狐、
ナチスドイツのロンメル将軍に興味があった。何故だったのか忘れたけど。

今思えば…ロンメルってロンメル死のロンメルじゃないか。
もちろんそんな事には全く思い当らず、「砂漠が出て来る話がいい」と、
至極単純に。「砂漠の狐」ってフレーズがやたらと気に入っていたんです。
井上靖の「敦煌」を読んだばかりで、その影響も受けていた。

ともあれ、当時考えた物語のあらすじは、↓

1920年頃のドイツ。20代が中心の科学者のグループが「新たな元素」を発見する。そして、その元素(名称ど忘れ)から麻薬を作り出してしまう。
史上初となるその麻薬は、一人の人間の意識を別の肉体に移し替える事を
可能にし「(意識の上で)死なない人間」を造り出す危険なものだった。
その研究(また名称ど忘れ)の資金源はナチスだったが、科学者グループは
悪用を恐れて秘匿し、元素の持つ別の可能性(麻薬を作り出す以外の)を
予測して研究を続けるため、各々がその資料を持ちナチスからの逃亡を図ろうとする。
しかし研究の概要をナチスに捉まれ、仲間数名の殺害と共に麻薬のサンプルを押収される。そして非人道的な人体実験が実行されてしまい、ナチス幹部の老人が罪のない若者の身体を乗っ取る事に成功する。
ナチスはサンプルこそ入手できたが、麻薬の製造方法が不明なために
科学者グループは容赦なく行方を追われる事になってしまう。
内一人の科学者(やっぱり名前ど忘れ…20代半ばで若い)は、ユダヤ人の
親友がアーリア人の妻と子供を収容所に送らないために拳銃自殺した事を切っ掛けに祖国を去る決意をし、研究資料を携えて大陸を横断、追い詰められて中国の砂漠地帯まで逃げ延びる。
行き倒れ同然の身の上で砂漠に住む中国の一部族に助けられ、その村落で
匿われて、つかの間の安寧を得る(部族の姓は「鐘(ショウ)」だったと
記憶)
そして鐘一族の女性と婚姻し娘を一人授かるが、不死と若返りへの渇望に取りつかれたナチスからは逃れられず、村落は焼き討ちされてしまう(敦煌の落城シーンの影響受けてます)
渦中で妻と死に別れるが辛くも生き延びた舅らと共にアメリカに渡り、
ドイツ人ながら在米華僑として生きようとしたが、ほどなく事故死する。
彼の死から数年、娘の鐘林英(ショウ・リンエイ)は奔放な性格で一族との諍いが絶えず、家業に関心を示さずに働く事を厭い、華僑筋の富豪の愛人となり17歳で出奔、以降行方不明となる。
そして5年後唐突に「子供を身ごもって」戻ったが、別に男に騙されたと
いうわけではなく、「日本で日本人と結婚して1年ほど暮らしてみたが、
その結婚生活に飽きた」のだと言う。※戸籍は金で偽造した。
祖父である鐘翁の取りなしで夫である「神谷」氏と連絡を取り、出産後の
わずかな期間は子育てをしていたがやがて飽きて、日本人の父親が希(のぞみ)と名付けた生後間もない息子を祖父に託してまた出奔、時折気まぐれに戻って子育てし、飽きては姿を消すといった事を繰り返す。
それでも希は心身ともに健全に成長し、アメリカの鐘一族の元で暮らしながらも、林英と離婚後別の女性と再婚した父親、その後生まれた異母弟の和臣とは良好な関係を保つ。
そして希がアメリカの大学を卒業した年、曾祖父の鐘翁から呼び出され、
自身の出生についてを仔細に聞かされる事となる。
鐘一族はナチスの残党がつけ狙う「不死を可能とする麻薬」の悪用を深く
危惧し、志を共にする華僑のネットワークで長年諜報活動を続けていたのだった。
麻薬によって「若返り」今は富豪として裏社会の支配の一角を担う「元」
ナチス幹部と、近年多発している子供の誘拐。
誘拐された子供たちが洗脳教育を施され、諜報機関の工作員やテロリストにされているという。そしてその資金源が、元ナチスではと疑われている。
これに日本の諜報機関、内閣情報室の「高頭(たかとう)」という高官が
深く関与しているのだが、現在行方不明の高頭の息子の誘拐現場に希が居合わせていたという奇縁に気づく。
高頭の息子は記憶を改ざんされ、今はテロリストとして活動中であるらしい。実の父親が、離婚後渡米した元妻から子を奪い売っていた。
この児童人身売買ネットワークについて探るために、希は単身日本へ渡る事を決意する……

ちなみに希が居を構えたのは外国人が多い横浜で、米軍や外国人のネットワークを足掛かりに諜報活動していくという筋書きでした。
職業は英語の講師。来日してから資格取ったんでしょうね。
そして、さらに思い出しましたが…事故死した筈の希の祖父が実は生きていて、例の麻薬で別人になってて、敵か味方か分からん立ち位置で謎に関わって来る…という展開だった気がする。今となってはうろ覚え。

思ったより長くなりましたが…この「神谷希」が小説の主人公なんですけど
(神谷は時代劇の「神谷右京」からでした)

かっこよかった。

ともあれ、
・祖父:ドイツ人、母:ドイツ人と中国人のハーフ、父:日本人
・祖父のドイツ人、ナチスから逃げて中国を経由してアメリカに定住した。

え……なんかJKさんぽくね…?

(中国ってとこは違うけど…)
って事に、ごく最近気がついた。
この小説の事自体、ずっと忘れてたし。子供にはまったく手に負えなくて、結局書き上げられなかったし。
しかし全体的に、「2019年以降知る事になった」事柄との類似点が多い。

>一人の人間の意識を別の肉体に移し替える
これって…あれですよね。『ヴリルトカゲ』

児童人身売買ネットワークが出て来るし……
発想の根本がロンメル(死)だし。


しかし。
JKさんに「小説みたい」って言ったけども、そもそも自分が「JKさんの」
小説を書こうとしてた?!みたいな、奇妙な話。

いやJKさん…

もしかして、わたしの小説から出て来た人?!なーーんてホザいた日には、
盛大に頭はたかれそうだな。
そもそも、この小説完成してないしな…

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