登山を始めたときに読んだ本
初めて山に登ったのは確か2014年の夏で、もちろん初心者向けのハイキングのようなものだったのですが、しかし実際に山に行ってみると、「山は甘くない」「熊出没注意」「登山届を出せ」などという看板が目に入るので、何かしら予備知識が無いとまずいということは素人なりに分かったのでした。
そこで、図書館や本屋に行って登山関係の本を読み漁りました。
日本における近代登山の幕開けは明治時代と言われており、そこから積み上げられ現在も更新され続けているノウハウがあり、UL(ウルトラライト)や単独行など様々なスタイルもあります。
要するに、「沼」です。
登山雑誌
「山と渓谷」、「PEAKS」、「ワンダーフォーゲル」などの登山雑誌をとにかく読み漁りました。
定期的に初心者向けの特集があるので、それを読むと良いでしょう。
当時は図書館の雑誌コーナーで読みましたが、今だったら Kindle Unlimited などの読み放題サービスが良いかもしれません。(雑誌はスマホだと読みづらいのでタブレットかPC必須ですが)
遭難関連の本
読んだ結果怖くて山に行けなくなるかもしれませんが、必読です。知っていることで九死に一生を得るかもしれません。
様々なスタイル
・ウルトラライト
登山のスタイルの一つで、とにかく荷物を軽くすることに主眼を置いたものです。
荷物が軽ければより遠くへ行ける、という思想が衝撃でした。
・単独行
グループ登山が主だった時代に、単独で北アルプスの冬期登山を行った加藤文太郎の登山法です。
加藤文太郎については、新田次郎の「孤高の人」という小説が有名です。
・サバイバル登山
装備をなるべく少なくして自給自足で登山を行うスタイルです。
なかなか真似することは難しいですが、思想的にはこれも衝撃を受けました。
とにかく登山関連の本はたくさんありますので、色々読んでみると良いと思います。そのうちに自分のスタイルができあがってきます。
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