PCからWindowsOSを削除したい

PCを買い替え古いPC(Windows10)にUbuntuOSを入れて使いたいってなった。

で、どうせならUbuntu入れたら、WindowsOSを完全に消去しようと思った。

でChatGPTその他もろもろに手順を聞いた。

工場出荷維持に初期化はOSの削除ではない

Windows OSで「工場出荷時に初期化」を選択することは、そのPC上のWindows環境をリセットする操作であり、一般的にはWindowsに関連するファイル、プログラム、設定のみを削除または初期化します。このプロセスは基本的に、Windowsがインストールされているパーティションやドライブの内容をクリアするものであり、他のオペレーティングシステムには直接影響を与えません。

Windows自体を完全に削除し、Ubuntuのみを残したい場合は、Ubuntuからパーティション編集ツール(例えばGParted)を使用してWindowsのパーティションを削除し、その後ブートローダー(GRUB)を再設定する必要があります。

Windowsを安全に削除し、Ubuntuを保持したい場合は、以下のステップを検討してください:

  1. 重要なデータのバックアップ:UbuntuとWindowsの両方のパーティションから重要なデータをバックアップします。

  2. ブートローダーの確認:現在のブートローダーがGRUBかどうかを確認します。これはUbuntuから行うことができます。

  3. Windowsパーティションの削除:Ubuntuを使用して、Windowsがインストールされているパーティションを削除します。gpartedなどのパーティションエディタを使用すると、このプロセスを簡単に行うことができます。

  4. GRUBの修復または再インストール:Windowsを削除した後、GRUBが正しく機能するように修復または再インストールする必要があります。これにより、PCが正常に起動し、Ubuntuにアクセスできるようになります。

これらのステップを実行する前に、詳細なガイドを調べるか、専門家の助けを求めることをお勧めします。LinuxとWindowsのデュアルブート環境の管理は複雑になることがあり、特に初心者にとっては難しい作業になる可能性があります。

ステップ1:重要なデータのバックアップ

  • バックアップ対象: UbuntuとWindowsの両方から重要なデータ(ドキュメント、写真、設定ファイルなど)。

  • バックアップ先: 外部ストレージ(USBドライブ、外付けハードディスク)やクラウドストレージ。

手順:

  1. 外部ストレージを接続します。

  2. 必要なデータをコピーします。Ubuntuではファイルマネージャー、Windowsではエクスプローラーを使用します。

  3. バックアップが正しく行われたことを確認します。

ステップ2:ブートローダーの確認

  • 目的: 現在使用しているブートローダーがGRUBであることを確認。

手順:

  1. Ubuntuを起動します。

  2. ターミナルを開きます。(ショートカット:Ctrl + Alt + T)

  3. 以下のコマンドを入力してGRUBのバージョンを確認します:

grub-install --version

バージョン情報が表示されれば、GRUBが使用されています。

ステップ3:Windowsパーティションの削除

  • ツール: GParted(パーティション編集ソフト)

手順:

  1. GPartedをインストールします(インストールされていない場合):

sudo apt-get update
sudo apt-get install gparted

2.GPartedを起動します:

sudo gparted

3. パーティションテーブルを確認し、Windowsがインストールされているパーティションを特定します。
・通常、ファイルシステムがNTFSと表示されます。
・サイズやラベルでも確認できます。

4.Windowsパーティションを右クリックし、「削除」を選択します。
5.「編集」メニューから「すべての操作を適用」を選択し、変更を実行します。
6.警告が表示された場合、内容を確認し「適用」をクリックします。

ステップ4:Ubuntuパーティションの拡張(オプション)

  • 目的: Windowsを削除して空いた領域をUbuntuに割り当てる。

手順:

  1. GPartedで未割り当て領域を確認します。

  2. Ubuntuのルートパーティション(/)またはホームパーティション(/home)を右クリックし、「リサイズ/移動」を選択します。

  3. スライダーをドラッグして未割り当て領域をパーティションに追加します。

  4. 「リサイズ/移動」をクリックします。

  5. 「編集」メニューから「すべての操作を適用」を選択し、変更を実行します。

注意:

  • パーティションの移動やリサイズはリスクが伴います。必ずバックアップを取ってから行ってください。

  • スワップパーティションがある場合、その位置によっては操作が制限されることがあります。


ステップ5:GRUBの修復または再インストール

  • 目的: ブートローダーを正しく設定し、Ubuntuを正常に起動できるようにする。

手順:

  1. ターミナルを開きます。

  2. GRUBの設定を更新します:

sudo update-grub

必要に応じて、GRUBを再インストールします:

sudo grub-install /dev/sda
  • /dev/sdaはシステムのメインディスクです。環境によって異なる場合がありますので、sudo fdisk -lで確認してください。

  • コマンドがエラーなく完了したことを確認します。

ステップ6:システムの再起動と確認

手順:

  1. システムを再起動します:

    1. bash

  2. GRUBメニューが表示され、Ubuntuがリストにあることを確認します。

  3. Ubuntuを選択し、正常に起動することを確認します。


注意点

  • UEFIとレガシーブート:

    • お使いのシステムがUEFIを使用している場合、ブートローダーの設定が異なる場合があります。必要に応じて、BIOS/UEFI設定でUbuntuがデフォルトで起動するように設定します。

  • データ損失のリスク:

    • パーティション操作やブートローダーの設定はリスクが伴います。手順を誤るとデータが失われる可能性があります。

  • 専門家への相談:

    • 作業に不安がある場合や問題が発生した場合は、専門家やコミュニティフォーラムに相談してください。


まとめ

Windowsを安全に削除し、Ubuntuのみを残すためには、慎重な計画と手順の実行が必要です。重要なデータのバックアップ、パーティションの正確な操作、ブートローダーの適切な設定が成功の鍵となります。これらの手順を正しく実行すれば、Ubuntu専用のクリーンなシステム環境を手に入れることができます。

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