プロリーグ・協会編#6 「繋がり」がもたらした契約
[はじめに]
読者のみなさんこんにちは!
『スポンサー営業マンになりたい素人』です。
今回紹介するスポンサー契約は2020年8月に発表された契約です。その中身について見ていきたいと思います。
2020年8月、日本ウォーキングサッカー協会は株式会社YASUDAと業務提携を行うことを発表しました。
[日本ウォーキングサッカー協会(JWFA )とは?]
ウォーキングサッカーの普及を念頭に、選手・指導者・審判員の育成、大会の企画などの事業を通じて社会貢献を目指している団体です。
ウォーキングサッカーとは?
基本的に8人制で行う、文字通り「歩くサッカー」
プレー中に走ることや、故意なボディコンタクトは反則となります。
サッカーの発祥地であるイングランド生まれで、シニア層を中心に体への負担が少なく楽しめるスポーツとして世界中から注目されています。
[株式会社YASUDAとは?]
東京都に本社を置くスポーツ用品の製造及び販売会社です。
1932年に創業した日本初の純国産スパイクメーカであり、「サッカーの安田」として不動の地位を築いていましたが2002年日韓ワールドカップ直前に倒産、しかし2018年クラウドファンディングにより復活を果たしました。
特徴的なサービスとしてスパイクのサブスクリプションの提供などを行っています。
このサービスはSDGsへの取り組みにも適応しているサービスで今後どのように発展していくかも楽しみです。
https://yasudafootball.com/product/excelfeed/
[契約に至った経緯]
日本ウォーキングサッカー協会の理念➡️
ウォーキングサッカーの魅力を通して人々の健康増進、老若男女、多世代の運動機会の環境作りや
″人と人を繋げる地域のコミュニケーション″を促進させることが出来る社会の実現に寄与することを目標に事業を行う。
YASUDAの理念➡️
「人と人のつながり」を大切にする
このように“繋がり”を大切にするお互いの理念が合致し今回の契約に至りました。
[業務提携の内容、狙い]
社会貢献の分野で共に力を合わせ、両者の協力でしかすることのできない事業の展開
・ウォーキングサッカーのオフィシャルウェアや用具などの共同開発
・イベントの共同開催
ユニバーサルスポーツである、「歩くサッカー」の普及を通じて、老若男女や障がい者など、誰もがサッカーやスポーツを楽しめる環境を目指すと同時に、YASUDAとウォーキングサッカーがあらゆる垣根を超えて愛されることを狙いとしたのが今回の契約。
[まとめ]
今回の契約は共に繋がりを大切にする企業、団体同士のものでした。
ウォーキングサッカーは誰もが楽しめる生涯スポーツとしての魅力を持っており、日本のスポーツ振興の活性化、これからの日本のサッカー文化にも良い影響を与えてくれスポーツと言えるでしょう。
少子高齢化が進む中、高齢者でもできるスポーツというのは魅力であり今後さらに需要が高まると思われます。
そんな新たな分野でのこの取り組みに今後も注目です。