見出し画像

「木を見て森を見ずになるなよ。むしろジャングルまで見ておけ。」

これは僕が、僕の先輩から言われたことばだ。

そもそも「木を見て森を見ず」は目先の小さいことに囚われて、大きなこと(全体像)を見失うこと、を意味する慣用句である。

先輩が言っていた「ジャングルまで見ておけ」とは、森よりさらに俯瞰して広い視野を持ちなさいという意味だと僕は理解している。
※先輩はジャングル=森よりさらに大きな森(森の集合体かなにか)だと思っていたようだ

もともと仕事の際に言われたこのことばなのだが、僕はこれは仕事に関わらずあらゆるものに対して大切な考え方だと思っている。

人は余裕がなくなると、いつもより視野が狭くなりがちだ。そしてつい目先の小さなことばかりに囚われて、そもそもの目的がぼやけてしまったり、物事の全体像を見失ったりする。
僕はそんな時はいつも、こころの中で「ジャングル、ジャングル」と唱えている。

この先いつか座右の銘を聞かれることがあれば、僕は自信を持って
「『木を見て森を見ずになるなよ。むしろジャングルまで見ておけ。』です。」
と答えたいと思う。
僕は著名人でもなんでもないから、そんなこと聞かれる機会はないだろうけれど。

ちなみに僕は、ジャングルを意識しすぎるあまり、目の前の木に思いっきり激突するタイプのミスをしたことがあるので、みなさんもその点にはよくよくご注意を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?